うたの日

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【 OPEN1354日 】 2017年12月14日 

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『 太田宣子 』の検索結果

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 母の手は体温計にも定規にもなつてわたしの世界を測る

太田宣子 心 7 音 11
2015年12月08日『定規』

 翌朝の湯たんぽの湯に顔洗ふおまけみたいにしあはせはある

太田宣子 心 6 音 6
2015年12月07日『おまけ』

 くたびれた下着に今日は出かけをり不慮の事故など起こりませぬやう

太田宣子 心 1 音 4
2015年12月06日『予定』

 大根のやうにはいかずぬるま湯にわれの産みたる肉を洗へば

太田宣子 心 2 音 5
2015年12月05日『洗』

 洪水のやう西日差す玄関にロングブーツの崩れてゐたり

太田宣子 心 2 音 5
2015年12月02日『ブーツ』

 雪ふれば雪とくるまで失くしたるマフラーの黄の花の咲くまで

太田宣子 心 1 音 1
2015年12月01日『冬』

 足して二の世界に生きてきつぱりとみかんとりんごはみかんとりんご

太田宣子 心 6 音 4
2015年11月30日『計算』

 かなしみをどこで区切ればいいのでせう灯の消えぬ間に朝来るくにで

太田宣子 心 5 音 6
2015年11月28日『消』

 凛として僕は時雨れる今度こそ自分をがつかりさせたくないんだ

太田宣子 心 1 音 0
2015年11月27日『凛』

 余すことなく手をつなぐ原子たち。ぽつんと見てゐる五限目の月

太田宣子 心 2 音 3
2015年11月26日『好きだった教科』

 病室に林檎を剥かるる雨の午後ああ生も死も押しつけがましき

太田宣子 心 4 音 7
2015年11月25日『病院』

 牡蠣を剥くそばから啜りてゆくきみのまぶしき太さに上下する喉

太田宣子 心 1 音 5
2015年11月24日『貝』

 うつくしい花だけ食べて夢ばかりつむいで僕は弱虫でいい

太田宣子 心 3 音 6
2015年11月19日『虫』

 あの夏の直情のごとくセスナ機の大夕焼けに突つ込みてゆく

太田宣子 心 2 音 2
2015年11月18日『飛行機』

 放課後の終はる教室 ゆつくりと黒板は黒く戻りてゆきぬ

太田宣子 心 4 音 3
2015年11月17日『放課後』

 雲を抜け雲にまみれて雲に着く頂きのない夢ばかり見る 

太田宣子 心 4 音 2
2015年11月15日『雲』

 有限のあかるさ きみと書架のまへ思ひ出せない本を探して

太田宣子 心 1 音 0
2015年11月14日『本のタイトル』

 秋桜の揺るるをひとり眺めゐて一緒に見たいひとのゐること

太田宣子 心 0 音 3
2015年11月11日『一緒』

 いい人のままに終はらう秋の灯の下ポケットに両手を入れて

太田宣子 心 0 音 4
2015年11月10日『いい人』

 戦争が前提にある 国といふ単位にものを考へるとき

太田宣子 心 0 音 6
2015年11月09日『国』

 尻立てて生徒の廊下を雑巾に駆け抜けて今日も午後のはじまる

太田宣子 心 0 音 0
2015年11月08日『雑』

 月並みなプロポーズがいいシャンパンのグラスに指輪を入れちやうやうな

太田宣子 心 0 音 1
2015年11月07日『並』

 きつちりと百を数へるまで出てはならぬぞ風呂も仮のこの世も

太田宣子 心 1 音 5
2015年11月06日『百』

 さよならの朝は半熟目玉焼きまばたきをすればくづれてしまふ

太田宣子 心 0 音 1
2015年11月05日『たまご焼き』

 県をまたぐ峠の秋の風物詩スーパーカーのこぞりて集ふ

太田宣子 心 0 音 5
2015年11月04日『県』

 キャンパスの銀杏のしたにわれを待つきみのひたひはきんいろの舟

太田宣子 心 4 音 3
2015年11月03日『大学』

 病院のエレベーターの大きくてうからやからのすつぽりと乗る

太田宣子 心 0 音 5
2015年11月02日『エレベーター』

 PKのやうにあなたと向き合へばあなたの後ろの秋のうつくし

太田宣子 心 3 音 6
2015年11月01日『サッカー』

 真つ当に生きてひとりにつつく鍋 月夜は一触即発の孤独

太田宣子 心 1 音 3
2015年10月31日『四字熟語』

 父といふ病のありてわたくしは息子の理想にあらねばならぬ

太田宣子 心 2 音 6
2015年10月30日『父』

 秋深しおでんの味を比べつつ夜な夜な美女のはしご酒かな

太田宣子 心 0 音 2
2015年10月29日『はしご』

 温暖化してゆく星に子は生まれ三十六度に満たぬ平熱

太田宣子 心 2 音 8
2015年10月28日『℃』

 押し出しに逆転をゆるすピッチャーを続投させたやうな政府だ

太田宣子 心 0 音 4
2015年10月27日『続』

 二十年過ぎてそれぞれ変はれども変はつてないねと言ひ合ひ笑ふ

太田宣子 心 3 音 2
2015年10月26日『同級生』

 別に、つて口癖だつた日日のあり前髪ばつかり指にいぢつて

太田宣子 心 0 音 5
2015年10月25日『別』

 あなたにはあなたの適温があつて結露の窓にもたれてゐたり

太田宣子 心 3 音 4
2015年10月24日『結』

 朝なさな食卓に虹の根のごとくジャムのちひさな瓶を並べる

太田宣子 心 3 音 4
2015年10月23日『ジャム』

 招くやう伸びて見えたる道あらむ蝶には蝶のきみにはきみの

太田宣子 心 1 音 3
2015年10月22日『蝶』

 週末を髭も剃らずにきみとゐて一重のきみも好きだと思ふ

太田宣子 心 2 音 4
2015年10月21日『ひげ』

 駅で会ひ駅で別れるポケットのちひさい秋を渡せぬままに

太田宣子 心 2 音 9
2015年10月20日『ポケット』

 困るほど柿のなりたる一村の隣りも隣りも柿を喰ふひと

太田宣子 心 5 音 4
2015年10月19日『困』

 封筒にあなたひかりを入れないでペーパーナイフに傷つけてしまふ

太田宣子 心 1 音 1
2015年10月18日『封筒』

 内臓を持つも持たぬもさびしかり風見の鳥の風ばかり見ぬ

太田宣子 心 2 音 4
2015年10月17日『見』

 一椀に栗の十個は入るべしと朝より栗の六十個剥く

太田宣子 心 2 音 7
2015年10月16日『栗』

 僕たちは失敗だからと蛍鳴く言へないことは言へないままに

太田宣子 心 0 音 2
2015年10月15日『失敗』

 九回裏、二死満塁に三振す。ドジャーブルーの空澄み渡る

太田宣子 心 2 音 2
2015年10月14日『ドジ』

 つるつるのおでこをくつつけあひながらあなたもどこかに隠してゐるの

太田宣子 心 1 音 3
2015年10月13日『おでこ』

 鳥かごを廊下に並べていそがしいふりをするべし無職の父は

太田宣子 心 2 音 4
2015年10月12日『暇』

 少年の日の草の笛小心でくちびるばかりいつも熱くて

太田宣子 心 1 音 1
2015年10月11日『笛』

 霧雨に漆黒の馬のたたずんでけして息づき止まぬ筋肉

太田宣子 心 2 音 3
2015年10月10日『筋肉』

 静止した画面にあなたは春風にふはり吹かれて静止した春

太田宣子 心 0 音 2
2015年10月09日『画面』

 月も見えぬコンクリートのジャングルで生まれつづける風のあること

太田宣子 心 2 音 4
2015年10月08日『ビル』

 ぞうさんは母さんに似てながいはな ああ、わたしくしも母に似てをり

太田宣子 心 3 音 2
2015年10月07日『象』

 誰もゐない腕をひろげて樹樹の間をこぼれるひかりをこぼして歩く

太田宣子 心 1 音 4
2015年10月06日『誰』

 ピアノとは打楽器だつたと思ひ出すやうなショパンの雨の街角

太田宣子 心 6 音 10
2015年10月03日『ピアノ』

 どんぶりの底のあかるさ ラーメンの汁を今夜も飲み干してゐる

太田宣子 心 3 音 4
2015年10月02日『ラーメン』

 重力が違ふのだらうまつすぐに伸びてあなたはまつすぐわらふ

太田宣子 心 4 音 11
2015年10月01日『重力』

 線香の代はりに煙草に火をつけて墓前に友の代はりにふかす

太田宣子 心 1 音 2
2015年09月30日『煙草』

 前世でもあなたはわたしの人生に遅れましたね 薄野に立つ

太田宣子 心 3 音 6
2015年09月29日『遅刻』

 ぬいぐるみの頭をひとつなでてからひとり泣くのだいつもあなたは

太田宣子 心 0 音 5
2015年09月28日『ぬいぐるみ』

 白和への器選ぶをさびしいと泣く指もあり 月があかるい

太田宣子 心 3 音 5
2015年09月27日『料理』

 一粒の房を外れて流れゆく葡萄を洗ふ夜の茫洋

太田宣子 心 2 音 5
2015年09月26日『ぶどう』

 いさぎよく散りたかつたか曼珠沙華 平和ごつこもそろそろ終はる

太田宣子 心 0 音 6
2015年09月25日『ごっこ』

 かんたんに複製されて鰯雲いちまい増えたうろこがひかる

太田宣子 心 1 音 8
2015年09月24日『コピー』

 平成もやがては終はる ピザ味のうまい棒また短くなつて

太田宣子 心 6 音 5
2015年09月23日『うまい棒』

 鳥を喰ひ獣を喰うて秋うらら 舌の肥ゆれば沈黙も肥ゆ

太田宣子 心 0 音 5
2015年09月22日『鳥』

 わたしにもかはいいころがありました秋の入り日を背負うて帰る

太田宣子 心 3 音 8
2015年09月21日『可愛い』

 ふるさとの彼岸花肥ゆ学校の最後のひとつの閉ぢらるると聞く

太田宣子 心 1 音 4
2015年09月20日『彼』

 わたくしの速度を思ふ生きてきた距離を四十四年で割つて

太田宣子 心 4 音 11
2015年09月19日『速』

 嫌ふこと。嫌はれること。三日月の見えねど昼の空に刺さりぬ

太田宣子 心 4 音 4
2015年09月18日『嫌』

 夜いろを纏ひて夜に溶け込んで目と耳と鼻と膚を研ぎゐる

太田宣子 心 0 音 1
2015年09月17日『忍者』

 遠雷のどこかにゐたりデモに来てこゑを上げればこゑに呑まれて

太田宣子 心 3 音 1
2015年09月16日『雷』

 ゆるゆると硯に墨をする未明とほくくぢらの寝がへりを打つ

太田宣子 心 1 音 12
2015年09月15日『くじら』

 縁あつてあなたに生まれて縁あつてあなたを生んだ 月がみなぎる

太田宣子 心 2 音 7
2015年09月14日『縁』

 きみといふ季節の秋の次に来て桜くるくる狂うて咲けり

太田宣子 心 1 音 2
2015年09月13日『秋』

 入り口の半旗のそよぐを映しをりシャッター通りの防犯カメラ

太田宣子 心 0 音 2
2015年09月12日『商店街』

 そとがはをやさしくされたい秋の昼疲れた林檎の皮厚く剥く

太田宣子 心 1 音 5
2015年09月11日『林檎』

 悪いのは全部あなただわたしぢやないやはらかすぎる枕を殴る

太田宣子 心 4 音 9
2015年09月10日『枕』

 母といふさびしい円のあつけなくたわんで秋の茄子の肉づき

太田宣子 心 4 音 6
2015年09月09日『あっ』

 ほうせんくわ家族にもつと反乱を。言ひかへせぬ子の言ひかへすまで

太田宣子 心 2 音 5
2015年09月08日『もっと』

 水銀の体温計の仄白い冷たさを熱の腋に待ちにき

太田宣子 心 2 音 7
2015年09月07日『わき』

 絶望に軽い絶望とかあつて読み取られてゆく改札の列

太田宣子 心 1 音 5
2015年09月06日『改札』

 ふつつりと舗装途切れて澄む秋の小径にあをいアケビのたわわ

太田宣子 心 2 音 2
2015年09月05日『装』

 自由だと思はせておけばよろこんで小鳥はおまへの手のなかにゐる

太田宣子 心 5 音 9
2015年09月04日『詐欺』

 コロッケの半額になる時間きて西日のこんなに平たくなつて

太田宣子 心 1 音 8
2015年09月03日『コロッケ』

 サンダルのかたちに日焼けをした足に気の済むまでを夏に立ちをり

太田宣子 心 5 音 3
2015年09月02日『済』

 言はれなくてもわかつてゐるといふかほのじやがいも入れてシチューを煮込む

太田宣子 心 1 音 4
2015年09月01日『シチュー』

 なにひとつ失くさなかつた夏の果熱いシャワーを首すぢに当つ

太田宣子 心 1 音 2
2015年08月31日『熱』

 卵割れば夕焼け色の黄身の出づ泣いても泣いても真つ赤なこころ

太田宣子 心 1 音 5
2015年08月30日『夕』

 下駄箱の奥より取り出す登山靴足裏にガレ場のよみがへり来る

太田宣子 心 0 音 2
2015年08月29日『裏』

 空の巣に残るひかりを抱いて啼く燕よおまへの夏もたまゆら

太田宣子 心 2 音 1
2015年08月28日『巣』

 差し入れはロールケーキと決めてゐるシュークリームだとけんかにならない

太田宣子 心 2 音 2
2015年08月27日『シュークリーム』

 降りつづくライスシャワーのやう雨を聞きをりちひさなひとつの傘に

太田宣子 心 1 音 8
2015年08月26日『降』

 うちがはのあをき手首よ香水の付け方なんぞ母にな訊きそ

太田宣子 心 1 音 10
2015年08月25日『香』

 犬を曳く顔より犬に曳かれたる顔の多かり 川霧晴れて

太田宣子 心 3 音 4
2015年08月24日『散歩』

 夏終るふたりも終るシナモンとナツメグ香るアイスコーヒー

太田宣子 心 1 音 5
2015年08月23日『スパイス』

 手のなかにやはらかくなる夏の夢m&m’sの原色の皮膚

太田宣子 心 6 音 2
2015年08月21日『&』

 あれも欲しいこれも欲しいとひまはりのみじかい夏をきつぱりと咲く

太田宣子 心 6 音 5
2015年08月20日『欲』

 コーヒーの底ひに沈む気まづさを二時間かけてふたり飲みをり

太田宣子 心 2 音 4
2015年08月19日『コーヒー』

 バス停に立てばバス待つ人となる肩に蜻蛉の色づいてゆく

太田宣子 心 2 音 6
2015年08月18日『バス』


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