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『 きい 』の検索結果

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2017年07月12日 『 しまう 』

始まったばかりの冷やし中華よりジャージャー麺に惹かれてしまう

きい

3 2+1 通算650首詠


2017年07月10日 『 自由詠 』

駆け出せば水たまりにも信号の点滅している横断歩道

きい

3 2+1


2017年07月09日 『 『裏切り』または『毎日』 』

退屈な日々の終わりに読む本は予想を裏切る結末がいい

きい

2 1+1

木蓮

「退屈な日々の終わり」が気になります。「退屈な日の終わり」では? 私が速読をしたがる人間なのでそう思うだけかもしれませんが。確かに、ラストでアッと言わせる展開の小説には出会っておきたいものです。
雨宮 司


2017年07月04日 『 バナナ 』

丸い肩を揺らして笑う叔母からの『東京ばな奈』はバナナにあらず

きい

2 1+1


2017年07月02日 『  』

雨雲を率いてときどき強く吹く風は憂鬱なこころの匂い

きい

1 0+1


2017年06月29日 『 随分 』

ゆらゆらと迷う朝顔の長い蔓ずいぶん遠くの窓枠掴む

きい

2 1+1 星

居村杏

上の句でやや頼りない蔓が下の句でしっかり着地しています。そのギャップや位置のズレがおかしいですね
御殿山みなみ


2017年06月27日 『 ヒーロー 』

いつまでも血の色残す夕空にヒーローの影小さくなりぬ

きい

5 4+1


2017年06月22日 『  』

SMAPの噂に華やぐ人たちの肩越しに見る夕映えの街

きい

2 1+1

おたまじゃくし先生

最近のSMAPの話題と言えば、メンバーのうち3名が9月にジャニーズ事務所を離れる、ということでしょうか。まあ、それはそれ。解散してなお話題を採り上げられるグループって、ほとんどありませんよ。ちょっと謎なのが、夕映えの街を短歌の中に持ってきた意図ですね。ただ絵になるというだけで持ってきたのなら、そんなに無駄なことはない。「華やぐ人たち」を中心に据えましょう。
雨宮 司


2017年06月20日 『 梅雨 』

梅雨空の切れ目きらきら水田のずっと遠くへ弾んで消えた

きい

1 0+1


2017年06月16日 『 紫陽花 』

塀沿いに競う紫陽花 小雨ふる路地に光を集めるように 

きい

1 0+1


2017年06月13日 『  』

遠ざかるサイレンの音 洗い桶の中で食器が浮き沈みする

きい

1 0+1

救急車、とは限らないですが、なんとなく救急車のサイレンとか想像しました。自分の家族や知人に関係するものでなくても、心を乱されるような音ですよね。食器の浮き沈みがそれとリンクしているようでした。
しま・しましま


2017年06月12日 『 小雨 』

小雨ふる日の待ち合わせ 少し手が冷たくなって早く会いたい

きい

1 0+1

どんまい!

2017年06月10日 『 自由詠 』

浅漬けをぱりりと噛む朝目の前の君の寝癖が気になっている

きい

4 3+1


2017年06月08日 『 缶コーヒー 』

熱々でなくても冷えていなくても缶コーヒーは元気をくれる

きい

1 0+1

どんまい!

2017年06月04日 『  』

高みから信号光る夜の道 羽虫のように車が行き交う

きい

1 0+1


2017年06月02日 『  』

雨のなか模様が黒く溶けだして戸惑うようにシマウマが立つ

きい

3 2+1


2017年05月31日 『 草冠 』

芝刈りの音が重なる公園に草かんむりの飛び散る匂い

きい

4 3+1


2017年05月30日 『  』

混じりけの無い制服の白満ちて朝の通学路ひんやりとする

きい

5 4+1


2017年05月29日 『 そっくり 』

そっくりな猫を動画で見たときは昔の名前でつい呼びかける

きい

4 3+1

静ジャック大橋春人永昌

模様の位置までがそっくりな猫が、世の中にはいますからね。そんな猫を見かけたら、昔飼っていた猫の名を呼びかけるのも不思議ではありませんね。もし最期を看取れずに、どこかへ行ったまま帰って来ないのなら、懐かしさは倍増するでしょう。で、昔の名を呼ぶのだが、当然ながら反応はない。それが動画であってもです。これは辛いなぁ。
雨宮 司


2017年05月24日 『 ミス 』

まなうらに幾度も映し出されたるミスなんてもう忘れたいのに

きい

2 1+1


2017年05月23日 『 忘れたこと 』

憶えてる真っ赤なチェリーパイの味 店の名前は忘れてしまった

きい

1 0+1


2017年05月21日 『 好きな飲み物 』

乗り換えの駅に立ち寄るスタンドのミックスジュースがみんな大好き

きい

3 2+1

けらりんた

「みんな大好き」の 「みんな」 で、駅の喧騒やサラリーマンやOLや、いろんな人が入れ代わり立ち代わりする光景が一気に浮かびました。私も大好きミックスジュース♡
けら


2017年05月20日 『 機械 』

警告を告げる機械の声ひびく暗いまんまの管理人室

きい

1 0+1


2017年05月19日 『  』

ゆっくりと黄色いカゴが進みゆき隣の列と競う夕暮れ

きい

4 3+1


2017年05月18日 『  』

眩しかった蛍光灯が知らぬ間に仄かな暗さをまとい始める

きい

1 0+1

蛍光灯を詠んだお歌は多かったのですが、このお歌が一番表現が好きでした。古くなって寿命が近づく蛍光灯の様子を、初句「眩しかった」から「仄か」「まとい始める」へと変化させ表現されたことがとてもいいと思いました。
須磨蛍


2017年05月16日 『 ライム 』

鮮やかなライムグリーンまとう人シュレックのごと毒舌冴える

きい

1 0+1


2017年05月15日 『 ボート 』

行き先の無いボートには二人きり写真ばかりを撮りあっている

きい

3 2+1

小泉夜雨小林礼歩

「写真ばかりを撮りあっている」の描写がいいなぁと思いました。初句のイメージから、写真を撮ることで未来が閉ざされていくような感じがしました。
小林礼歩


2017年05月11日 『 ショート 』

炊飯器と電子レンジとティファールを同時に使うと真っ暗になる

きい

3 2+1

小野田光棚笠

ふふってなりました
小泉夜雨

お米を炊いて、おかずをあたため、茹でたり煮たり。何をするにも電気を使うといった状況をユーモアあふれる描写で表したところがおもしろいですね。と同時にエネルギー、特に電力に対するアイロニーも感じられて、ユーモアの裏に苦味も効いているように思いました。
小野田光

それはアンペアブレーカーが落ちたのであって、ショートしたとは言わないように思います。
桔梗

実家ではドライヤーと電子レンジでよく飛んでました。懐かしくなりました。
加治小雨

こんな淡々とブレーカーの事を歌われたら笑うしかないですね。友達と会話してて急にこんなこと言われたら心から「いや、それが何だよ!」となりそうなシュールさ。歌人の山田航さん曰く「ただごと短歌」の醍醐味ですね
安達せきる


2017年05月10日 『 自由詠 』

曇天にひときわ響くヘリの音ポニーテールが艶めいている

きい

2 1+1

小野田光

空と地上の対比が鮮やかです。何のヘリかはわかりませんが、曇天と相まって不穏な音に思えます。その不穏さのもと、ポニーテールが艶めいている。この下の句はすごいですね! そして、上の句の描写との取り合わせが絶妙で、「ひときわ」が上の句の不穏さを引き立たせるためにとても効いていると思います。そのことにより、全体に今しかない儚さを出していると思います。そういう青春性の歌って晴天が多いと思いますが、「曇天」なのが独特でいいですね。
小野田光


2017年05月09日 『 ポスト 』

五月雨の憂いひろがる街並みにポストの赤がくっきり浮かぶ

きい

0 0

五月雨はやさしくて初夏を感じる雨ですし憂いていうのがちょっとわたしの感覚からは離れるんですけどこれから来る不快な夏 梅雨の前ぶれてことなのかな 単に行楽シーズンの雨が嫌てことかな
上の句のぼんやりした情景から下の句がうまく引き出せているとおもいます 「浮かぶ」はもうすこし決まる言葉があるように思いますし「ひろがる」もちょっと曖昧ではありますけどね

白黒つけたいカフェオーレ


2017年05月07日 『 薔薇 』

ピンク色の薔薇の小径を歩く時パアァと少女漫画の調べ

きい

1 0+1


2017年05月03日 『 和製英語 』

初めての駅に降りれば目の前に旧友のごとコンビニが立つ

きい

8 7+1


2017年04月27日 『  』

分け合った紙せっけんのさくら色 彼女は夢を叶えたかしら

きい

1 0+1

紙せっけん懐かしい!
倉橋千帆

ふっと思い出す幼い頃のワンシーンから、もうずっと合ってない友達に思いを馳せる感じをやわらかく表現してあるところがいいなって思いました。
しま・しましま


2017年04月26日 『 パクチー 』

草むらを飛び出すパクチーいじめっ子慌てて逃げても追いかけてくる

きい

1 0+1


2017年04月25日 『  』

快晴に恵まれた日はやるせない気持ちをどこにもぶつけられない

きい

2 1+1


2017年04月22日 『 人魚 』

水槽に白い人魚が泳いでる 烏賊は水面の光を求めて

きい

1 0+1


2017年04月17日 『 もし 』

もし薔薇の模様のカップでなかったら母はあんなに叱らなかった

きい

1 0+1


2017年04月16日 『 クローバー 』

誰よりも早く四つ葉のクローバー見つける少女の髪は弾めり

きい

2 1+1


2017年04月14日 『  』

階段を上がりきるまで目の前の傘の尖ったところを見てた

きい

5 4+1

たかだ牛道常盤このはツナマヨナタカ

「傘の尖ったところ」ってどこだろう? 作中主体は「傘の先」とは詠んでいませんからね。傘の先も尖っていますが、傘の生地を縫いつけている骨の部分も、大抵の場合は尖っています。おそらくはどちらも入ってくるんでしょうね。それが、「階段を上がりきるまで」の僅かな時間に見られているというところがいい。相手との距離を取り損ねたら怪我をする。それがあっての観察眼でしょう。
雨宮 司

前を行く人は傘を横向きに持つ人だったのでしょう。傘を横向きに持つ人がいることも、何かをじっと見つめることも、階段を上がることも、どれもありふれた景色のはずなのに、その全てが合わさる場面を切り取ることで、ただのありふれた景色ではなくなって必然性が生まれるというのか、説得力のある短歌になっているような気がします。……などと書いてみましたが上手く言えずすみません。場面の切り取り方が好きでした。
ナタカ


2017年04月12日 『 マン 』

朧月を君と分け合うようなカマンベールチーズで乾杯しよう

きい

1 0+1

「朧月を君と分け合うようなカマンベールチーズ」せっかくいいイメージなので定型の韻律が欲しかった。
泳二


2017年04月11日 『  』

花冷えの町にスープの匂いせり仲良き家族を思う夕暮れ

きい

5 4+1

七緒大西ひとみたかだ牛道村田馨

スープの匂いというのが「どんなスープ」だろうと想像を膨らませさせます。「せり」と過去形ではなく今まさに匂いがしている方が実感が伝わるようにも思いました。
泳二

作者の孤独感が垣間見える。
村田馨

想像を敢えて「仲良き家族」と限定してしまう主体は、仲の良くない家庭なのかなと推察しました。そう思うと切ないような、やりきれないような気持ちになります。スープというのは成る程たしかに鍋などと同様に家族で分け合うような食べ物で、その点では仲の良い家族を象徴させるにも適してるのかもしれませんね。スープの匂いがどんな匂いだったのか、あるいは何スープだったのか詳しく描写した方が一首としての印象がより強まるのではと考えました。共感性の高い良いお歌だと思います。
五條ひくいち

仲良き家族を思う作者は、独り者か家族持ちか。前者をとりたい。
花冷えの、初句からそれを感じる。旅先(?)の町に団欒を思う寂寥。

たかだ牛道


2017年04月10日 『 自由詠 』

買ってきた服を鏡に映す間もふくらんだままの白い紙袋

きい

1 0+1


2017年04月09日 『  』

うわの空で何度もカップを傾けて二人の時間を飲み干していた

きい

2 1+1


2017年04月07日 『 近所 』

いつの間に店仕舞いしたの?ご近所のローストビーフ丼店

きい

1 0+1

どんまい!

2017年04月06日 『  』

有り触れた花が毎春咲くだけの公園へ行くまた君と行く

きい

2 1+1


2017年04月05日 『  』

振り向けばマンション脇のユキヤナギ春の光に騒ぎ始める

きい

1 0+1


2017年04月02日 『  』

話したい事がたくさんあったのに砂時計からこぼれゆく砂

きい

1 0+1


2017年03月31日 『 言葉 』

ずっとずっと冷たい人だと思ってた父の言葉がふいに色づく

きい

3 2+1

外川菊絵井筒ふみ

無口なお父様の発言の意味が時を経てふとしたきっかけで分かった場面でしょうか。恋人と交わす言葉も美しいけれど、父の言葉をとらえた歌はここには少なくてとても印象的でした。言葉が重み、人生の転機になることが多いのではないかと思いました。父は偉大!
外川菊絵


2017年03月28日 『 「だ」で終わる歌 』

寒いのか暖かいのかもういいや何を着たって自由な春だ

きい

2 1+1


2017年03月24日 『  』

時代劇の終わりにかかる杉さまの歌もうっとり聴いていた祖母

きい

1 0+1

どこの家庭でもおじいちゃんやおばあちゃんと時代劇を観るものなんだなあとホッコリしました。私の祖母は松平健さんが大好きでした。
ミオナマジコ


2017年03月23日 『 プリン 』

良いことだけ憶えていよう飾られたメロンから食むプリンアラモード

きい

3 2+1 通算600首詠

衣未(みみ)涸れ井戸

初句二句と三句~結句の繋がりが、わかるようなわからないような感じで、結局あんまりわかっていないのですが、雰囲気がとてもマッチしていると感じました。
「良いことだけ覚えていよう」と「プリンアラモード」がとても合っているように感じて、少し贅沢なものを食べて意識的に自分の目線を正のほうへ引っ張ろうとしているのかな、と読みました。
「飾られたメロンから食む」の意図が読めませんでした。

椋鳥


2017年03月22日 『  』

ずんずんと夜を揺さぶる歯痛には昔なつかし今治水が効く

きい

2 1+1

静ジャック

今ちょっと虫歯で、歯医者に行くまで今治水を使っています。不思議なくらい痛みが治まります。「昔なつかし」何か思い出があるのかな?でも歯医者に行った方がいいと思います。
静ジャック


2017年03月21日 『  』

二度眠る夢にあなたを見失い張りつめている白い天井

きい

2 1+1

伏屋なお

深読みしすぎかもしれませんが、「白い天井」が病院を指すとして、入院しているなら何度寝ても良いし、当人にしても家族の側にしても「あなたを見失」う可能性がある。休むたびに大切な人から離れてしまう。そんな不安感が出ている気がしました。恋の歌でも同じ不安感がありますしね。
伏屋なお


2017年03月20日 『  』

ふるさとの話をしてよ 君の目を透かして見ている穏やかな海

きい

2 1+1


2017年03月16日 『  』

デザートの杏仁豆腐ひと匙ずつ揺れるこころを抑えられない

きい

2 1+1

夏凪

杏仁豆腐をすくった時の揺れる感じと、心の揺れ動きの重なり具合がいいですね。
夏凪


2017年03月12日 『  』

星屑に指を伸ばしていたなんて もう零れないかっぱえびせん

きい

2 1+1

しま・しましま

かっぱえびせんのインパクトがすごいです。
WPP


2017年03月10日 『 自由詠 』

昼下がり毛布と同じ渦巻の模様になって猫が寝ている

きい

1 0+1


2017年03月03日 『  』

三月の光さんさん蓄えてみんな味方に付けるつもりね

きい

1 0+1


2017年03月02日 『  』

どこからか水の浸み込むゴム手袋 むすんでひらいて怪訝に思う

きい

3 2+1

いばひでき久哲

少し変化球ぎみだが、上質なかつ、独特な目線でありながら共感性が高い。♡でしょう。
久哲


2017年03月01日 『 本気 』

三月のラッシュアワーにハイヒール脱げちゃうこともあるねんマジで!

きい

1 0+1


2017年02月28日 『  』

目も鼻も赤みを帯びずに鼻うがいしている広告まじまじと見る

きい

3 2+1

楢原もか荻森美帆

ほんとに。鼻うがいあんなに楽々できませんよ。水か鼻水かだらだら垂れて。まじまじと見るが面白い。
泳二


2017年02月26日 『  』

風呂温度を二度下げてから濡れた手が触れないようにページを開く

きい

1 0+1


2017年02月20日 『  』

たいくつで斜め読みした小説が映画になって大ヒットする

きい

2 1+1


2017年02月18日 『  』

子を背負う影もまじれり猿たちの檻いっぱいに跳びまわる声

きい

2 1+1

外川菊絵

近くの動物園の猿舎にいきたくなりました。子を背負う影に目がいく作者の眼差し。穏やかさにひかれます。
外川菊絵


2017年02月17日 『  』

灰色の街に魔法をかけたようショーウィンドウに飾られた春 

きい

2 1+1


2017年02月16日 『 空白 』

上映の始まる前の空白が長くて隣のおしゃべりを聞く

きい

1 0+1


2017年02月14日 『 つづきはWEBで 』

父からの言葉はいつも足りなくてつづきはWEBで見たかったなあ

きい

2 1+1

静ジャック

物静かだったお父さんともっとお話をしたかったという気持ちが伝わってきます。
ミオナマジコ

WEBだと大概のものは見ることができて、つい何とかなるんじゃないかと思ってしまいますが、これはちょっと難しそうです。そのあたりの心の機微をストレートに詠んでいてとても好感が持てました。
静ジャック


2017年02月12日 『  』

さっきまで持ってた傘の柄のかたち 失くしたとたん鮮やかになる

きい

4 3+1

ぽつり桔梗

喪失によってはじめて存在が認識できるというのを傘という万人に身近なアイテムで表現している点、何より「傘の柄」というピンポイントさが良い味を出していると感じました。一字空けない方が文のつながりとして理解しやすい気がしますが、個人的な見解ですのであまりお気になさらずとも結構です。
五條ひくいち


2017年02月11日 『 お国自慢 』

満月を浮かべて光る滋賀のうみ後に残して帰る雪道

きい

2 1+1


2017年02月10日 『 自由詠 』

柔らかなマスクの温みが甘やかす風邪の抜けない口、鼻、瞼

きい

2 1+1


2017年02月09日 『 「あ」で始まる歌 』

青空の深さに足らぬマンションの下で大きく息を吸い込む

きい

1 0+1


2017年02月08日 『  』

少しずつ応募はがきに増えてゆくシールの数は缶ビールの数

きい

1 0+1 星

缶ビールに付いている応募シールを応募はがきに貼ってゆく、とうぜん「シールの数は缶ビールの数」となるわけですが、なにかこう、後ろめたいというか、知りたくなかったことを知らされてしまったかんじです。なにかのキャンペーンにつられて、ほいほい飲酒してしまって、開けた缶ビールの本数がしっかり目に見えるとは……。わたしはこのお歌から後ろめたさを感じましたが、シールの数が増えてゆく、缶ビールの数が増えてゆくことに、幸福感を感じる方もいらっしゃるのでしょうね。他の方の評も拝見したいです。おもしろいお歌です。
西村曜

シールの数は買ったり飲んだり貼ったりした数。
ふと気づくと摂取カロリーとか使ったお金とか気にしたりして。

久保 直輝

僕の場合はローソンのパンですね。今二枚目(僕と同じ)です。
きつね


2017年02月07日 『  』

両隣のダウンコートに挟まれて背筋を伸ばしたままにまどろむ

きい

1 0+1

ひと際寒い今にぴったりの短歌ですね。作中主体が何を着て外出していたのか気になるところだが、それは本題とは直接関係がないから、ここでは置く。電車の中の情景でしょうか。作中主体は長椅子に座っていると思われます。両脇に座ったのは異性でしょう。ダウンコートは暖かいでしょうが、作中主体はそこに身を委ねるわけにいかない。さぞや冷汗をかいたことかと思われる。ユーモアのある歌です。
雨宮 司

(誤字のまま送ってしまったかもしれません、再送信です)電車の長いシートでもこもこに挟まれて、ダウンコートを着ていない主体は背もたれにもたれることもできず浅めに座っているのでしょうか。背筋を伸ばしたままでもうとうとできるのは羨ましいです。
加治小雨

立ったまま眠るんですね。景がとても面白いと思います。明るく感じる韻律も好きです。
静ジャック


2017年02月06日 『  』

膨らんだラップが一気に密着し平たくなったレバニラ炒め

きい

3 2+1

雨宮 司静ジャック

ありますね。「ラップをゆるめにかけてください」という注意書きを忠実に守ったばかりに、加熱後の急激な減圧でメニューがぺちゃんこになってしまうことが。レバニラ炒めはニラの質感が大事なのに、ラップの内部で蒸され、ただでさえべとべとになりかかっているところに痛恨の一撃を受けるわけです。ニラは水気を嫌います。きっと歯ざわりがなくなっていることでしょう。ご愁傷様です。
雨宮 司

よく見ていらっしゃるなあと感嘆しました。こういうなんでもない場面が詩になるのが、短歌のおもしろいところですね。「レバニラ炒め」も、しっくりきます。これはもやし炒めとか、間違っても麻婆豆腐とかではだめな気がします。「平たくなったレバニラ炒め」、目に浮かぶようです。
西村曜


2017年02月05日 『  』

格式の高いホテルにすれ違うひとの匂いを嗅ぎつつ歩く

きい

3 2+1

七緒阿武 玲

「すれ違うひとの匂いを嗅ぎつつ」、この表現が「格式の高いホテル」にしっくりきてしまうところが良いです。主体からするとあまり馴染みのないところなのでしょう。普段縁のない高級な店などへ行ったときの、あの不思議な非日常感がよく伝わってきます。
七緒

なんで、匂い?
なんで、匂い?
ものすごく気になりました。

ふたり


2017年02月04日 『  』

教室の窓際だけが見える空 したいことなんてまだわからない

きい

3 2+1

可奈美衣未(みみ)

中学か、高校の教室でしょうか。進路調査票とかけっこう苦痛だった頃のことを思い出させるうたでした。「教室の窓際だけが見える空」言いたいことは分かる、と思うんだけど、なんとなく、ん?と思うフレーズでした。
しま・しましま


2017年02月03日 『  』

傘と傘、ガードレールの内側をためらいながらすれ違いたり

きい

5 4+1 星

みち小澤ほのか文佳月花

狭いところをすれちがう。一瞬のためらいは日常の風景。目くばせとかいったん止まるとか、動作に注目して詠むのもひとつの方法
村田馨


2017年02月02日 『  』

じっくりと広げないまま新聞も恋のきぶんも束ねてしまう

きい

1 0+1 星


2017年02月01日 『  』

ひとことも発しなかった一日をたっぷり梅の香りに浸す

きい

3 2+1

ふたり加治小雨

ひとことも発しなかった一日って、もう、すごくすごく寂しいですよね。でも、それを梅の香りに浸す、という慰めが詩的で、この句自体は強がりのようでもありながらも、ただ「さびしい」というのとは違う儚さがあります。
宮本背水


2017年01月31日 『  』

念入りに毛並ととのえ老猫は深いため息の後に眠りぬ

きい

1 0+1


2017年01月30日 『  』

ビルとビル真っ直ぐ繋ぐ飛行機雲 空の青さを渡れ渡れと

きい

1 0+1

ビルの窓から空を見上げたときの一場面なのだろう。作者のこころに開放感が欲しいことがわかった。
村田馨


2017年01月29日 『  』

色褪せた磁石を付けた冷蔵庫 道脇にまだ傾いている

きい

1 0+1 おとの日


2017年01月28日 『  』

「とりあえずビール」と始まる中にいてジンジャーエールでほろ酔いになる

きい

2 1+1

衣未(みみ)

私の他にもジンジャーエールを詠みこんでいる方がいて嬉しくなりました。
ミオナマジコ


2017年01月27日 『  』

寒風にさらされながらただじっと駅のホームに待つ15分

きい

2 1+1

静ジャック

これが都会なのか地方なのかで鑑賞が変わりそうだ。
村田馨

「15分」がリアルですね。各駅停車が小さな駅に停車する間隔が、だいたい15分ぐらいでしょうか。寒風を避ける待合室がない様ですから、各駅停車しか止まらない駅なのでしょう。寒風が吹き抜ける中、列車を待つのは少々辛いものです。天候については何も触れられていませんが、それだけ寒風がこたえるのでしょう。典型的な寒の歌です。
雨宮 司

一番寒そうでした。電車を待っているのでしょうね(人ならば寒いホームでは待たないかな)。寒い景色だけを詠んでいるだけなのにいろいろなことを想像させる面白い歌だと思います。
静ジャック


2017年01月26日 『  』

車窓からほのかに見える虹の橋いつもの空が大きく広がる

きい

2 1+1


2017年01月25日 『  』

ダイレクトメールがはっきり呼びかける私の氏名を細かく破る

きい

7 6+1


2017年01月24日 『  』

泣いてしまう映画は一人で観たいからまるで興味の無いふりをする

きい

4 3+1

淀美 佑子ツナマヨのぅてんき

映画を一人で観たがる人の心理が上手く表現されてますね。
ミオナマジコ

無関心装っていてもほんとうは興味あることわかってるのに
久保 直輝


2017年01月23日 『  』

あとひとり待つ鶴橋の改札にぐいぐいと寄る焼肉の匂い

きい

1 0+1 おとの日

鶴橋にはパワーがみなぎる。まさに、ぐいぐいと。
村田馨

「あとひとり待つ」と詠んでいますから、飲み会か何かの約束をしているのでしょうか。鶴橋は終戦後に焼肉店街として発展してきたコリアン・タウンです。他の物を扱う店もありますが、今は置きます。焼肉の匂いは腹にこたえますね。特に空腹だったら。おそらくは焼肉を食べながら話に花を咲かせるつもりなのでしょう。下句がいい。さあ、残る1人はいつ来るか。
雨宮 司

長いこと鶴橋には行っていませんが、記憶は視覚よりも嗅覚にあります。独特な街ですね。飲み会で集まるべき人がまだ一人来ない。おなかがすいているところに押し寄せてくる焼き肉の匂い。五感に訴えるとてもいい歌だと思います。
静ジャック


2017年01月22日 『  』

あたたかな瞼の先へシュプールを描いてマスクを滑り降りよう

きい

1 0+1


2017年01月21日 『  』

何年も胸に凍ったわだかまり中身を確かめることも無く

きい

1 0+1


2017年01月20日 『 きっかけ 』

柔らかな鞄がしだいに色褪せて別れを告げるきっかけを待つ

きい

4 3+1

しちみとうWPP

鞄がきっかけを待つと読むと面白い。
村田馨

色褪せたぐらいでは、捨てられない。
たかだ牛道


2017年01月19日 『  』

大鍋に幸せそうな高野豆腐みんな一緒に小さく揺れる

きい

3 2+1

七緒流歩詩

ああ、高野豆腐って幸せだ。たしかに幸せそうです。ちょっと懐かしい感じがあるからでしょうか。それが「大鍋に」入っているところがまた満たされていていいですね。ぱっと鍋のふたをとって、湯気がわっと湧き出て、鍋の中には高野豆腐がいっぱいにくつくつくつくつ揺れている。なんてあったかい日常だろう。素敵です。
七緒

一家団欒が思い浮かぶ。
村田馨


2017年01月18日 『 脆い 』

吹き溜まる枯れ葉が脆く風に散る 眼医者はずっと閉まったままだ

きい

4 3+1

西村曜下弦泳二

直接の関係がみあたらない上句と下句。動きのある上句に対して静かに止まったままの下句。枯れ葉と眼医者のなぜか見たことがあるように感じられる取り合わせ。不思議と惹かれる歌です。
泳二


2017年01月17日 『  』

形よくスヌード巻いて階段を駆け下りるとき足もと揺るる

きい

2 1+1

外川菊絵

素敵女子が浮かびました。寒いからって背を屈めていてはだめ!明るく清々しい冬が見えました。
外川菊絵


2017年01月16日 『 あかん 』

あかんときは何をしたってあかんのや 煙草をふかして叔父さんは言う

きい

4 3+1


2017年01月15日 『 ストライプ 』

柵越しのひかりは幅広ストライプ球根の芽を励ますように

きい

2 1+1

「励ますように」という言葉は比喩でもあり、その意味から季節が冬だということが読み取れます。優しい、そしてとても情景がはっきりと浮かぶお歌だと思いました。
須磨蛍

球根に「柵越しのひかり」が当たっている。影よりも光の部分の方が多いストライプなので「励ますように」。この鋭い感性、うらやましいです。とても好きな歌。
静ジャック


2017年01月14日 『 マトリョーシカ 』

幸せな記憶を重ねているんだねマトリョーシカのほっぺは紅い

きい

3 2+1


2017年01月13日 『 自転車 』

遮断機が上がってようやく動き出す 自転車も人も同じ速さで

きい

4 3+1

宮本背水金子りさ中牧正太

映像的なシーンの切り出しがとても鮮やかでした。
宮本背水

場面の切り取り方が面白いなと思いました。
短い時間を切り取ることで普遍的な日常を効果的に描いていると思います。

金子りさ


2017年01月12日 『  』

表示には五倍とあるがどこまでも濃縮TEAは手強い甘さ

きい

1 0+1

我が家にもありますが、確かにめちゃめちゃ甘いです。
ミオナマジコ


2017年01月11日 『 自殺 』

屋上にひとりの時間 踏み出せばもっと自由になれる気がした

きい

2 1+1


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