うたの日

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【 OPEN825日 】 2016年07月03日 

まいにち歌会やってます。

うたの日
ピンク
 OPEN 825 日め 葉 
第38代総選挙

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葉 歌会のススメ方 

 

 『 椅子 』

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うっすらと埃を纏(まと)い籐椅子は祖母の不在を語り続ける

森下裕隆

7 6+1

詩音 藤井光涙あかね天使きらりルナク雨宮 司

籐椅子というところが、いかにも老人の好みそうな雰囲気がしてよい。埃が哀れを誘います。
雨宮 司

いちばんよかったです。こんな繊細な歌も詠まれるんですね。
詩音 

椅子は「不在」とワンセット。例えば「かたはらにおく幻の椅子一つあくがれて待つ夜もなし今は」(大西民子)という歌もある。本作。祖母の不在が他界なのか入院なのかはわからないけれが、籐という(これまたよく使われる)素材と埃をうまく組み合わせて心にしみいります。定番であっても、使い方次第ではうまくまとまる好例かと思います。
村田馨


世の中に自分の椅子があることがどれだけ安寧だったかを知る

三月海月 家

4 4

宇良ハナゾウ遠木音姉野もね

もう座れないのかな。考えてみれば、公園のベンチも電車やバスの座席も学校の席も座れば私の席であり。
宇良

自分の椅子があるって、幸せなことなのですね。確かに……と思い、ハートを。
遠木音

椅子とはポジションあるいは地位と読みかえると、会社勤めの自分にはよく伝わります。
村田馨

深い歌ですね。共感させられます。
詩音 


恋バナを聞かされている喫茶店の椅子が高くて足がつかない

焼きみかん

4 3+1

久哲萩野聡ぽつり

面白い!
詩音 

聞かされているほう(自分)は興味ないんだろうね。椅子の高さが気になるくらいなのだから。
村田馨


あきらめは高価な椅子によく似てて ああ 腰をかけたらどれだけ楽か

豆田麦 家

3 2+1


一つだけ余った椅子はじいちゃんを待ってる帰って来ないの知らずに

さはらや

3 2+1

木蓮早乙女まあり

知らずに待っている椅子は主体にとって「じいちゃん」に一番帰ってきてほしい場所なんだろうと思いました。あたたかな気持ちが流れているように感じました。
木蓮

忠犬ハチ公のような椅子。下句に動詞が並びすぎて読みにくいのが残念。
村田馨


ファミレスで赤ちゃん用の椅子が足りなかったことが最初の記憶

えんどうけいこ

3 2+1 星

ひの夕雅ネネネ

椅子が主体の一番古い記憶と結び付いている面白さ。誰もが持っているような日常的風景なのに、この情景を「最初の記憶」として持ち続けているのにちょっとしたコミカルさもあって。こういう切り取り方、とても好きです♪
ひの夕雅

ひゃ〜〜すごく好きですこの歌!!
ネネネ

人の記憶はそれぞれですが、ネガティブな記憶は残りやすい様です。私の記憶も骨にひびが入った時の手術は鮮明に覚えているもんなあ。こういうこともあるだろうね。

雨宮 司


椅子は座すものだと誰が決めたのか骨の髄まで寒い 燃やそう

雨宮 司

3 2+1 星

吉川みほ豆田麦

やや乱暴だが、発想としては意外だ。結句の「燃やそう」に狂気を感じた。
村田馨


レギュラーの椅子には座れなかったけどみんなとここに立ててよかった

シュンイチ

2 1+1 星


学生の終わりを告げたパイプ椅子240脚の軋みが

前田沙耶子 家

2 2


ボロボロの世界文学全集を椅子にして腰かけている熊

あかね

2 1+1

シュンイチ

目に浮かびます。
衣未(みみ)

「熊」は旦那さまかお父さまの比喩でしょうか。コミカルだけどその「熊」への愛情もしっかりと読み込まれていていい作品だと感じました。
シュンイチ

「腰かけて」が気になりますが、細部のリアリティーを重視しました。
雨宮 司

ボロボロといえど本を椅子にするのは人間とは思えない。熊のぬいぐるみか置き物ではないだろうか。
村田馨


「この椅子はナ・イス」ダジャレのあの先生きっと苦労もあったんだろな

遠木音

2 1+1 星

えんどうけいこ

ダジャレばっかり言う先生いたんですよね! 思い出してしまいました。
えんどうけいこ


背もたれのない椅子のへにまつすぐに座るあなたの背中見てをり

萩野聡

2 1+1


老いたれば顔や仕草に表れて老いに似あった椅子が出される

村田馨

2 1+1


「青年よ未来の舵を」とすわらせる ヒビが入ったガラスの椅子に

ルナク

2 1+1


スプリングとても緩んで古かった懐かしい祖父の客間のソファ

森本泉

2 1+1

暴走鮫特急

「懐かしい」といってしまっては、つまらない。素材だけで「懐かしさ」を読者と共有できるようにできればもう一段上の歌になる。
村田馨


ピノキオになり損なった木の椅子は 脚が縮んで小さくなった

けら

2 1+1


食卓の四脚の椅子いつの日か二脚は空っぽになってしまうね

天使きらり

1 0+1

四人家族(子どもふたり)が、子どもが独立すれば二脚だけ残るという歌意なのだろうが。「空っぽ」というのが捉えにくいか。
村田馨


秋の陽が長くガレージの奥にさし主なき車椅子反射して

吉川みほ

1 0+1 星

車椅子に乗っていた方は亡くなったのでしょう。さほど日が経ってないのかと思われます。秋という季節に呼応してしんみりします。
村田馨

村田馨さん ありがとうございます。言葉がうまく纏まりませんでした。
吉川みほ


夕方の路地に一脚持ちよって見比べるには少なき過去か

照屋沙流堂 家

1 1


超高級旅館ロビーの椅子の上 酔って朝まで寝てたおじさん

衣未(みみ)

1 0+1 星


静かには泣かせてくれずガタガタと椅子を鳴らすの 君は幽霊

ハナゾウ

1 0+1


椅子の背にかけたコートを無造作に 去りゆくきみの背中に投げる

夕顔 家

0 0

沢田研二の「サムライ」とか「勝手にしやがれ」にでてきそうな一幕。かっこいいけれど、はまりすぎもどうかと思う。
村田馨


ほとばしる わたしの臭いがする椅子は彼女の匂いになったでしょうか

太郎っと

0 0


革張りの曽祖父の椅子色褪せて靴磨きの技、今活かそうか

伊万里

0 0

どんまい!

事実の説明に字数を割きすぎた感がある。要するに、革を磨いて綺麗にしたいわけだ。
村田馨


昨日 2016年07月03日(日) 明日

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