うたの日

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【 OPEN782日 】 2016年05月21日 

まいにち歌会やってます。

うたの日
ピンク
 OPEN 782 日め 葉 
第38代総選挙

黒板

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 田中しらす

明日 

 鉛筆 自由に書き込めます。 



葉 歌会のススメ方 

 

 『  』

  • *短歌をTapから選評を送れます。
  • *筆名をTapからデータを開けます。

鳥が好き。飛べない鳥はもっと好き。鳥を飛べなくするのはきらい

冬桜スコヲプけら宮本背水亀山真実紆夜曲雪nu_ko

下句でどきっとさせる歌ですね。「鳥を飛べなくする」とは、なんだか不穏です。鳥かごで鳥を飼うことも、かんがえてみれば「鳥を飛べなくする」ことですが、なにやらもっとおそろしいことなのでしょうか……。
西村曜

似たような言葉で全く違う意味になっている点を面白く思います。“飛べない鳥”は県民の習性で反射的にヤンバルクイナを想像しました。よく考えるとひよことか鶏とかエミューとかダチョウとかいろいろ考えられますね。“鳥を飛べなくする”のは鳥を鳥籠の中に閉じ込めること、もしくは鳥を撃ち殺すことなどでしょうか。結句が開かれていることで、無垢な主体が想像されます。言葉遣いが可愛らしいところが好きです。
亀山真実

動物園で飼育されている鳥なんかは、風切り羽を切ってしまうことで飛べないようにしていると聞いたことがあります。まあそんな事実は別にして、飛べない鳥がうつくしいのは飛べないという宿命を自らが選び取ったからなんですよね。だからこそ人はダチョウやペンギンのような鳥に共感するのだろう。軽妙な一首ながら扱っている内容は軽くない。
塾カレー

語感とリズムがとても良いと思いました。
nu_ko

西村曜さん
亀山真実さん
塾カレーさん
nu_koさん
ありがとうございます。

森下裕隆


結論は後にまわして今はただ紙ヒコーキを飛ばしていたい

シュンイチ

4 3+1

久哲桜枝巧桜望子

モラトリアムなのでしょう。共感性の高い一首。
紙ヒコーキを飛ばす、という何の生産性もないような行動をしていられる時期も長くはない、ということに主体は気付いているのだろう。背後には焦りがある。

塾カレー


傘の骨びよんとはじき水滴を飛ばして落ちるまでの曲線

nu_ko

4 3+1 星


ゆくゆくは夢を叶へてしまふひと飛ぶといふ字の筆順を説く

中牧正太

4 3+1

西村曜ひらちゃん亜梨

飛ぶ、と云う字に主体は「飛躍」を感じたのだろう。
現在形で詠っているが、「ゆくゆくは夢を叶へてしまふ」と主体が理解しているからには、過去のあるワン・シーンを回顧しての作だろうか。主体は現在成功を収めている人に、「飛ぶ」という字の筆順を教えてもらった記憶があるが、その時から既に飛躍する予感があったんだなあ、と考えているのかもしれない。「ゆくゆく」「夢」という頭韻や、「飛ぶ―説く」という似た様な音の反復も巧み。

塾カレー

飛ぶという字は書き順が確かにややこしいですもんね。そこに着目された点がまず素敵です。でも書き順なんてどうでもいいところなのに、わざわざ説明してくれる、ちょっと細かい、なのに「夢を叶へてしまふひと」。すごく真面目で真摯な人なんでしょうね。
亜梨


想像の羽をひろげて大空へ飛び立つ夏にひらく一冊

太田青磁 家

4 3+1 星

中牧正太真香ぽつり

夏空は高く飛び立つのにぴったりの清々しさですよね。作中主体には、どうやら夏に読む定番の本があるらしく、今年もそれを読むようです。ここは恐れることなく、本の題名を記しても良かったんじゃないかな。共通の読者がきっといると思うのです。想像の翼を共有できるのは至上の喜びです。「それ、私も」という声を聞く余地を残すのも悪くないと思います。今のままでも充分いいのですが。
雨宮 司

夏休みの読書感想文を思い出しました。想像力は読書で培われるもの。ダイナミックな夏の一首、胸のすくような感覚を覚えました。
真香


死後はそらいろの刻なれおほぞらをゆく風船の心臓のいろ

紆夜曲雪

4 3+1 星

雀來豆ルイドリツコ塾カレー

大空を真っ赤な風船が飛んでいる。その風船はいずれ割れてしまう運命にあるが、しかしその風船が割れた後にはただ青い空が広がっているに違いない。そんな光景をイメージした。「おほぞらをゆく風船」とは我々人間の喩えでもあり、だからこそ「心臓のいろ」をしているのだろう。そして、我々が死んだ後には、ただ「そらいろの刻」―ただ何も存在しない空虚な時間―が存在しているのだろう。一見爽やかな歌に見えるが、ひやりとしたものを背後に感じる。空恐ろしい歌だ。特選を迷う。
塾カレー

塾カレーさん丁寧な評をありがとうございました! 初句-2句の句またがりなど、塚本邦雄をほんのちょっぴり意識してみた歌でした。
(評への返信ができると気づいたのでこれからは使っていきたいと思います)

紆夜曲雪


パイプオルガンより出でつ「ソラ」の音に驚き蝶は花に戻りぬ

秋本こゆび

3 2+1


簡潔な、ごく簡潔な一筋の歌であるなら飛行機雲は

西村曜

3 2+1 星

太田青磁西村湯呑

言いさしのような「あるなら」が、飛行機が飛び去ったあとの余韻のように感じました。
「簡潔な」のリフレインも、歌と飛行機雲の喩えに効いていると思います。

太田青磁


つまさきがかすかに触れる 卓のにあなたの箸がくづす飛竜頭

桔梗

3 2+1


茄子畑あをきブルネグロ湾上を旋回する飛行男爵二百年ものの老艇

かーむら

3 2+1 星

ナイス害朝倉洋一

茄子畑を海としたことが美しいと感じました。そこに飛行男爵が飛んでいるのですね。二百年も飛んでいるのですね。ひとつの童話を読んだような気分になりました。
朝倉洋一

みなさま、ありがとうございました。朝倉さん、コメントもありがとうございました。
かーむら


南極にも夏がくるって知ったときペンギンが空を飛んだ気がした

いっ太郎

2 2

きつね森雅彦

雪と氷の大地である南極にも、短い夏があるんですよね。それを知ったときの驚きはまるでペンギンが空を飛ぶ如きものだったんでしょう。勿論、ペンギンが空を飛ぶことなんて無いんですが、しかし「夏」という季節のイメージが一首の中で非常によく効いていて、「ペンギンが空を飛ぶ」などという荒唐無稽な発想が飛び出してくるのもなんだか妙に納得が出来る気がします。主体の脳裏を過ぎる「空を飛ぶペンギン」の鮮烈さが伝わってくるような一首。
塾カレー

夏と空。やはりこの二つはマストですね。でも、南極でさえも、そして飛べないはずのペンギンでさえも、という着想が斬新でいいと思いました。
真香


来世では飛べるものになりたいと言いましたけど飛び魚ですか

傘なし

2 1+1

つん

淡々としたトーンがすきです。なっちゃったんでしょうかね、飛び魚……。でも飛び魚ってけっこう長い距離を飛べるみたいですよ、希望をもちましょう……!
西村曜

最近、トビウオが鮮魚コーナーに並んでいます。
つん

面白い!と思いました。
StarLighter


あおぞらに恋した猫よ 陽溜まりの神社の屋根を踏みきって飛べ

宮本背水

2 1+1


夕暮れの飛行機雲を辿りつつ母が生まれた町を彷徨う

Y川 家

2 2

かーむら衣未(みみ)

夕暮れの鮮やかさと「母が生まれた町」というノスタルジックな雰囲気がうまくミックスされています。
StarLighter


飛べわたし、飛べ飛べわたし迷わない 迷わないってそう決めたのに


飛びまはることを忘れしかなしみに蚕が翅を震はせてゐる

塾カレー

2 1+1 星

雨宮 司

蚕は良質の繭を作り出す能力と引き換えに、飛ぶ能力を失っています。内容的には私好みなのですが、ちょっと気になっている点があります。短歌の時制です。「忘れし」でしょうか? ここは今も続く悲しみだから、「忘れる」でもいいと思うのです。古語ではかなり完了形が細分化されますから書いていて不安が残るのですが、一度調べてみてもいいかと思われます。
雨宮 司

蚕は飛べないし、人の世話がなかったら生きられないんですよね。なんとも悲しいですね。
きつね


わけもなくランボー詩集を食すれば身体のなかを飛び交う「永遠」

雀來豆

2 1+1

シュンイチ

ランボーの「永遠」を詠んだ詩を引き合いに出しているのがとても素敵です。
五條ひくいち


中辛だ、うん中辛がいい人生はブッ飛んでてもちょっと真面目に

ナイス害

2 1+1

森下裕隆

初句七音と取ればリズム良く読めます。ブッ飛んでてもちょっと真面目な人生、面白そうです。
森下裕隆


冬に生まれた蝶々が冬に咲く花を探して飛び立っていく

きつね

2 1+1 星


いま空で翼じゃ手紙書けなくて生えかわるまで飛んだ羽根ペン

久哲

2 1+1


図書館の空の彼方へ飛んでったひばりにはまた会える気がする

森雅彦

1 0+1 おとの日


また一羽君の中から飛び去った鳥はわたしの欠片咥えて

真香 家

1 0+1 星


束の間の休息を得て桃の種飛ばせるような晴れ間が見える

スコヲプ

1 0+1


スイッチの正体を知る恐怖心午前3時に飛んでいく猫

ひらちゃん

1 0+1


ふるさとと同じ名前に我が心さやぎてHBの芯飛ぶ

有櫛由之

1 1


夏をまとい飛び去っていく ひとふさの風がトンボに姿を変えて

亜梨

1 0+1 星

晩夏の歌ですね。「ひとふさの風」という表現とそれが「トンボに姿を変え」るという着想が素敵だなと思いました。
真香


ノーヒットノーランのまま九回の犠牲フライが飛び出した夏

つん

1 0+1 星

これは典型的な自滅パターン。ノーヒットノーラン目前だったのだから、犠牲フライの際にはヒット以外の要因で塁が埋まっていたはず。埋まっている理由はフォアボール、もしくはデッドボール以外には考えられない。勝利を変に意識するとコントロールを乱す投手がいるが、この短歌に詠まれた投手もどうやらその類だったらしい。なんともはや。
雨宮 司

これはドラマですね。フォアボールかエラーで出塁したランナーが三塁まで進んで、犠牲フライが上がってしまったのでしょう。ノーノーされている側なのか、それともしている側なのか…。
塾カレー


字を知らぬ彼はさうして航りつく 飛べない鳥のアオテアロアに

富井丈生

1 1


届いたら君に言おうとヒコーキをあの日の楡へ送りだすゆび


飛べずとも地に立つ君が好きだよと よちよち歩く人鳥愛でる

藤原頼良

1 0+1


戯れて蝶がひらひら飛ぶように風に吹かれて都花咲く

薄荷。

1 0+1


度胸試しに飛び込んだジャンプ台空は今でも遠いだろうか

桜望子

1 0+1


飛び蹴りをされてるような君からの視線が痛い だよねごめんね

ルイドリツコ

1 0+1


大飛球ただそれだけのはずだった鉄壁の守備が崩れようとは

雨宮 司

1 0+1 星


飛びたいと願い続ければ飛べるのか翼も生えぬ旅路の果てに

StarLighter

1 0+1


飛び去った本体ももう絶えたろう僕もひとりで蟻を待つカラ

亀山真実

1 0+1 星


あの理想希望も未来も飛んで行く 払えど晴れぬ深い闇へと

大椿野渡

1 0+1

どんまい!

飛ぶための羽はわたしも持っていて使い方がわからないだけ

藤田美香

0 0


もう二度と会えない別れ見送った飛び立つ翼涙で滲む

瀬和璃羽

0 0


昨日 2016年05月21日(土) 明日

出詠した人選歌した人

つん chari 真香家 雀來豆 シュンイチ 雨宮 司 ひらちゃん Y川家 藤原頼良 久哲 傘なし 秋本こゆび 宮本背水 ルイドリツコ 中牧正太 いっ太郎 たかはしみさお 森下裕隆 森雅彦 薄荷。 藤田美香 紆夜曲雪 StarLighter かーむら きつね 桔梗 西村曜 ナイス害 有櫛由之 桜望子 亜梨 大椿野渡 瀬和璃羽 太田青磁家 nu_ko 亀山真実 塾カレー 富井丈生 スコヲプ

西村曜 冬桜 久哲 スコヲプ かーむら ナイス害 雀來豆 桜枝巧 大椿野渡 けら 宮本背水 傘なし 太田青磁家 雨宮 司 月花 ひらちゃん ルイドリツコ 亀山真実 朝倉洋一 桜望子 つん 西村湯呑 桔梗 秋本こゆび 藤原頼良 紆夜曲雪 五條ひくいち 薄荷。 nu_ko 大月閑 きつね 亜梨 衣未(みみ) 静ジャック シュンイチ 塾カレー 中牧正太 たかはしみさお 森下裕隆 永山雪 真香家 あべせつ だゆう ぽつり 森雅彦

39 人

45 人



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