うたの日

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【 OPEN604日 】 2015年11月25日 

まいにち歌会やってます。

うたの日
ピンク
 OPEN 604 日め 葉 
第38代総選挙

黒板

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 Happy Birthday 
 ミルトン 木蓮

明日 

 鉛筆 自由に書き込めます。 



葉 歌会のススメ方 

 

 『 病院 』

  • *短歌をTapから選評を送れます。
  • *筆名をTapからデータを開けます。

病室に林檎を剥かるる雨の午後ああ生も死も押しつけがましき

太田宣子

5 4+1


水底のような夜の病棟に自販機という旧友に遇う

希和子

4 3+1

多香子成瀬山水東風めかり

水底のような病練のくらやみを
照らす自販機がみずからを灯すひかり
夜の病院を知る者なら
脳裏にぱっと浮かび上がる光景にハッとしました
最初に旧友がなぜ旧友なのだろうと
特選は決まっているのに
分からなかったのですが
例えば、先の見えない闇にふいに
いや、しばしば光を灯してくれる言葉をくれた
もしかしたらもう逝ってしまった旧友なのかな…
と勝手に咀嚼しました。
付け焼き刃で詠えない浸みるうたです


東風めかり


皆どこか痛めたままで待合のワイドショーを見ている真昼

ナタカ

4 3+1

笠和ささね萩野聡404notF0816

わかる。診察が終わって支払い待ちのあいだ、いつもワイドショーなんですよね。吸いつくように見る、なんでだろ。
きむろみ


月一の通院続けて二十年吾より先に主治医が逝きぬ

ほしくん

3 2+1

えんどうけいこ借みね

この通りのことが、母の主治医に起こりました。母より年下で一人暮らしのマンションでお盆休みに孤独死していました。(余計な事を書いている)
多香子

ぎっくり腰になった時にお世話になったお医者さんに先立たれた経験があります。頑健な身体を誇る先生でしたが、ガンには勝てなかった様です。まあ、それはそれ。「月一の通院」だから、生活習慣病か何かでしょうね。医師は頑健な身体をしているように思えますが、やはり生身の人間。病気になりにくい措置を講じていても、重い病になることはあります。ここはただ、合掌。瞑目。
雨宮 司


テレビにも本にも飽きて点滴の落ちる様子をじっと見ていた

えんどうけいこ

3 2+1

知己凛太田宣子

これわかります。
意外と点滴の落ちるのを見るのって飽きないんですよね。

知己凛


道の端ばかりを見てた通院中 小さな生き物ばかりを見てた

吉川みほ

3 2+1

雨宮 司たかはしみさお

身体のどこかを患うと、生きているものに対して感覚が鋭敏になるようです。有名なところでは志賀直哉『城の崎にて』がありますが、あれはどうも創作くさいことが後の研究で明らかになっています。それはそれ。最近はセラピー・ドッグなども出てきましたが、本当に名前も判らない小さな虫なんかでもいいんです。それも野生のをその儘見るのがいい。生きる気力が湧いてきますよ。
雨宮 司

通院中はゆっくり俯きながら歩いて、橋を渡ると水辺の鳥を見たり欄干を叩いて音をたてたりしました。みんなそうなのだなという安堵があります。「ばかり」が二つあって三文字ですが他の言葉を選べたかもしれません。
きむろみ


壁じゅうがミノムシだらけの病院に来てなんとなく大丈夫と思う

こりけケリ子

3 2+1

静ジャックだゆう

ミノムシだらけというとギョッとしますが、レッドデータリストに出るくらいには希少な生き物になってきたのですよね。緑あふれる町の病院のようでわたしも「なんとなく大丈夫と思う」のです。
きむろみ


病院に意地でも行かないひとといてきっと私は看取るのでしょう

葵の助

2 1+1

ナタカ

まあ、看取るころにはお医者がいないとダメですが、奥さんの決意として正しい・・・のかな。
多香子


病院の下から部屋に手を振ると亡き母が手を振りかえす窓辺

安西大樹 家

2 2

ほしくんきむろみ

主体は過去を思い出しているのでしょうか、今でもそっと手を振ってみるのでしょうか。もういないはずの人がかつて居た窓辺から手を振る――ともすればホラーですが、丁寧に言葉を置いていくことで結句体言止めの「窓辺」に取り戻せない切なさがうかがえます。切なさはあっても喪失の呆然をあまり感じさせないのは、「亡き母が手を振りかえす」強いつながりがあるからなのでしょう。
きむろみ

きむろみさん、ハートマークありがとうございます!
母が亡くなった総合病院まで自転車で30分くらいかけて行き、7階の最後の母の部屋に向かってほんとうに手を振ってみました。
ですが、母は窓辺には実際には現れませんでしたが、母が生きていたらそうするだろうという希望の姿を描きました。幻視ではなくて、虚構かもしれないけど、そういう風に思いたい自分を歌にしました。

安西大樹


おいしいから食えと言われる 病院の売店にあるアンパン一個

天野うずめ 家

2 2

有華吉川みほ

おいしいのとは別に、めげた顔をした主体を力づけようと差し出されたアンパンのような気がします。
きむろみ


検査日は朝からため息三つ出て病院帰りは鼻歌も出る

多香子 家

2 1+1 星


リノリウム響くヒールに安堵する眠れぬ夜に人が恋しく

藤村佳奈子

病院によっては絨毯敷きの病棟もあって、人恋しくても文字通り音沙汰がなくて寂しい限りです。ヒールというから看護師ではなく見舞いの人なのでしょう。リノリウムって響きが小説好きな人の病院の暗喩で、好きです。
きむろみ


お見舞いの話は出でずドアミラーの県立宮崎病院を見つ

借みね

2 1+1

雀來豆

具体的な院名がでていて目を引きました。院名がどこか掛詞になっているのかなと勝手に予測しましたがわかりません。宮崎病院がわかる人には「ああ解かる」って風景があるのでしょうね。
きむろみ


生きていく気力は無いけど死ぬ意味も無いから今は待機している

藤村佳奈子

2 1+1


いつもより少し早めの呼びだしに飲み損ねてる二杯目のモカ

東風めかり

2 1+1 星


故郷には戻れぬ人の涙なりただひとり受く点滴の束

成瀬山水 家

1 0+1


電話などいつでもできると思ってた病棟白く受話器は緑

くろじたう 家

1 0+1


マンションのイチマルイチは整形外科いつも数台シルバーカーあり

まゆまゆ

1 0+1

マンションに開業している整形外科ってあまりみないけど、地方でそうだとシルバーカーも来るでしよう。(電動シルバーカーですよね)都心ではシルバーカーは走る余地なしです。
多香子


病院の植え込みに咲く百日紅夏の盛りを癒し続ける

雨宮 司

1 0+1 星


病院の待合室の飴玉はイチゴ・マンゴー・ココナッツ味

萩野聡

1 0+1


子を産んだ懐かしさのまま目を閉じてオペ室にまた夕暮れがくる

きむろみ 家

1 0+1 星 通算50首詠


終電の去りしホームは静まれり消灯あとの病院の夜

404notF0816

1 0+1


真っ白な部屋は夜中も白いまま 眼を閉じたなら塗りたくれ、虹

雀來豆

1 0+1


やさぐれた気持ちでビール飲んでいた暗い病院遠い過去だよ

衣未(みみ)

1 0+1


数かずのドラマ織り成す「せんせい」は泣き出す子らのこころ知りたり

有華

1 0+1

どんまい!

消灯後耳をそばだて聞いているヒタヒタ近づくナースの足音

知己凛 家

1 0+1 星

どんまい!

「ねぇ神様、失恋に効くお薬は?」「新たな病に罹ることよ」

ふるり

0 0 葉 はじめて

「お医者様でも草津の湯でも、恋の病にゃ効きはせぬ」という都々逸があるように、恋愛が医者の手に余るのは間違いないようです。でも、今回のお題は病院。失恋を扱うのは少々アンフェアな気がします。診療してくれた医師に恋をしていたのなら話は解かりますが、その種の言葉は皆無です。恋の病に再び罹るのなら納得もできますが、そちらを提示しているわけでもない。練り直しかな。
雨宮 司

クスリが病膏肓に至ることとは!
きむろみ


病院で薬の匂い引き連れて白衣の母はプロの顔して

三畑幾良

0 0


黒光りする板廊下を大きめの茶色いスリッパでじゃあ、またね

照屋沙流堂 家

0 0


無数なる染みの残れる病室に意識不明の祖母眠りたり


昨日 2015年11月25日(水) 明日

出詠した人選歌した人



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