うたの日

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【 OPEN1256日 】 2017年09月07日 

まいにち歌会やってます。

うたの日
ピンク
 OPEN 1256 日め 葉 
第38代総選挙

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明日 

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葉 歌会のススメ方 

 

 『  』

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毒を持つ花の切手のうらがはを疑ひもせずきみは舐めたり

桔梗

10 9+1 秀歌

ふじ月丘ナイルいぬ梶原一人斎藤秀雄電子体温計五條ひくいち万里葉文佳

切手だから毒があるはずはないんだけど……率直に面白い視点だと思いました。
ふじ

サスペンスの一幕のよう。
村田馨

緊張感のある歌ですね。「花」にかかる「毒を持つ」が、「切手」にもかかっているかのように、この歌の視線が促していて、ドキドキします。いまちょっと調べたら、トリカブトの切手が中国に、ヒガンバナの切手が台湾にあったようですが、日本にも記念切手にあったのかなあ、と想像しています。
斎藤秀雄

彼岸花の切手を思い浮かべました。実際にあるかわかりませんが。日常の一瞬の不穏を映したショートムービーのような一首。
泳二

「疑」という抽象性の高い題からこんなにも具体的な景を詠まれたというのが非常にかっこいいです。「うらがは」と開くことで視覚的にも切手の裏の白色を感じさせていると思いました。切手を貼る瞬間の「きみ」へ注がれる主体の視線と、舐める「きみ」の仕草に色香を感じます。素敵です。
五條ひくいち


何もかも信じることは苦しくて手始めにこの雨を疑う

泳二 家

3 2+1 星


颯爽と改札抜けて容疑者の顔写真付きティッシュをもらう

中山とりこ

3 3

橙田千尋泳二ぽりっぴー

容疑者という言葉で詠んだ歌が何首かありましたが、あっけらかんと面白いこちらの歌が気に入りました。つまり主体自身が容疑者なんですね。「改札抜けて」という場面設定。顔写真付きティッシュという小道具。物語の1シーンとして上手く切り取られていると思いました。
泳二


疑いのように突然広がって世界を覆ってしまう夕焼け

月丘ナイル

2 1+1

ナタカ

疑いの比喩。確かにそういうものかもしれません。どんどん広がり覆っていくもの。
久保 直輝

比喩が良いと思いました。夕焼けはきれいですが、ときどき恐ろしいもののように思える、その様が伝わってきます。
ナタカ

上の句がとても良いと感じました。広がっていく瞬間にフォーカスし、それを夕焼けの比喩に用いるという点が巧妙だと思います。もし「疑い」と「夕焼け」が逆になっていたら凡庸になってしまったでしょうが、結句に「夕焼け」を置いたことで意外性と空間的な広がりが出ていると考えました。私が気になったのは下の句の母音にo音が続き重いこと、加えて子音もt,sの他はやわらかい音なのでボヤけた印象を持つことです。「疑い」のイメージには合っていて必ずしもこれが瑕疵とは限りませんので、的外れと思われましたらお聞き流しください。
五條ひくいち


笹舟を浮かべるようにひとつずつ疑問を口にする人だった

ナタカ

2 1+1 星


胸ばかり見てるといつも疑われ 目を見たら好きになりそうなんだ

CIPHER

2 1+1

といじま

目が合うのをうつむいて逸らせば視線の先に胸があるジレンマ。好きになりそうという言葉も初心な雰囲気にあっていると思いました。
といじま


容疑者が俺と揃いの靴を履き俺と一緒の足から外へ

橙田千尋

2 1+1

多田野結衣

容疑者が家から連行されるところでしょうか?作中主体の「うぁ〜〜」という心の声が聞こえてきそうです。言葉の転がし方がお上手だと思いました。
多田野結衣


疑問符に似ている傘をたずさえて空の顔色 うかが‬っています

万里葉

2 1+1


人類が死滅した後創られた疑似空間を飛んでる蜻蛉

涸れ井戸

2 1+1 星

くろだたけし

トンボそのものまでも無機質なものに感じられます。
久保 直輝

雄大な構想に惹かれる。
村田馨


好奇心右に左にしなやかに尾をくねらせて猫は疑問符

久保 直輝 家

2 1+1 星

かんぬきたくみ

このお題から不穏な歌が多かった中、ゆったりとユニークな日常を切り取ったこの歌にほっとしました。何度も言ってますが(←聞いてない)猫を詠んだ歌には食傷してるんです。でも選んでしまいました。
泳二


あのひとの返事がなくて疑問符はひとりぼっちで疑問符のまま

 家

2 2

山口正剛静ジャック

このまま絵になりそうな歌です。主体の姿がそのまま疑問符になっているみたいで切なさを感じます。
静ジャック


容疑者が犯人になる瞬間のあれだよ君の言うさよならは

静ジャック

2 1+1 星

森雅彦

どのようなさよならだったのか大変気になります。
久保 直輝

どんな瞬間なのだろう。個人的な興味として知りたい。
村田馨


身の内によからぬ人のいるごとく疑っている 寂しんでいる

斎藤秀雄

2 1+1 星

桔梗

身の内のよからぬ人はわたくしをどんな手口で寂しませるか
久保 直輝


一滴の疑心が濡らすA4紙 雨がまざった夜がやまない

山口正剛

2 1+1

村田馨

小さな疑問はじわじわと心にひろがってゆく。濡れた紙とうまく呼応している。
村田馨


美しき疑問符として波の間に落ちゆかんかな一羽のかもめ

梶原一人

1 0+1 おとの日

美しき疑問符。かもめの形状が「?」なのだろうか。そうとは見えないが、どうだろう。
村田馨

白鳥は哀しからずやではありませんが
かもめが自らのアイデンティティを全身で問うているような印象です。

久保 直輝

韻律も景も美しくとても素敵です。獲物を獲ろうと飛び込む瞬間のかもめというのは確かに疑問符に似ているかもしれないと思わせる説得力もあり、読み手にとても伝わりやすいと思いました。ただ「美しき」と敢えて言わずともお歌そのものから美しさを感じますから他の語でより具体的に表現しても良いのではないかとも考えます。下の句「落ちゆかんかな一羽のかもめ」がとても活き活きとしたかもめをイメージさせ、音も滑らかで好きです。
五條ひくいち


われ思う故に我あり。疑問点:われは本当に我なのでしょうか。

漬け物

1 1

涸れ井戸

自我というものの覚束なさをストンと射抜いていて、鋭いと思いました。
涸れ井戸

選評ありがとうございました。さらっと調べるとわれと我という表示だったので、本当に意味するところは違うのかもしれませんね。
漬け物


容疑者と外見上の特徴が符合する人箸を置きたり

最寄ゑ≠

1 1

久保 直輝

写生に徹しているせいか妙にリアリティが感じられます。箸を置く音、支払いの小銭の音、聞こえてきそうです。
久保 直輝

目の前にいる人のことが分からなくなる不穏さを感じます。あくまで「符合する」だけで本人だとは書かれていないのですが、その不確かさが不穏さを増していて良いなと思いました。
ナタカ


電話口今日の息子は車内にて痴漢をやった容疑者らしい

といじま

1 0+1 星

いわずと知れた、詐欺ですね。
村田馨

こちらは軽妙なユーモアの歌。振り込め詐欺の電話を冷静に聞いているお母さん。「疑」を詠み込まずにまた詐欺という言葉も使わずにシチュエーションを上手く描いていると思います。
泳二

微笑ましい。どうやらオレオレ詐欺のヴァリエーションの様ですね。「今日の息子は」が効いている。詐欺行為はもちろん違法ですが、今度はどんな手で来るか、期待しながら待っているらしい空気が漂っている。まあ、あまりに手の込んだ詐欺行為になる前に、引導を渡すのがいいのかもしれません。
雨宮 司


濡れ衣はあとで晴らせるとりあえず今鉄路を逃げる

たかだ牛道

1 0+1

線路を逃げるのはやめましょう。
村田馨

痴漢を疑われて線路を走って逃げた男のニュースが材料でしょうか。三句がありませんね。どういう効果を狙ったものでしょう。この歌では、逃げる主体は濡れ衣であり「やっていない」ということですね。
泳二


「花火」って何度も打った疑問符を残したままのラインでひとり

木蓮

1 0+1 星

ラインというのは、所謂コミュニケーションツールのLINEのこと?
村田馨

村田様 いつも評をいただきありがとうございます。
LINEと打ったつもりで推敲の際にカタカナになってしまいました。
わかりづらくて失礼いたしました。

木蓮


疑っているんだろうかあなたを あの人影はきっと風だよ

文佳

1 0+1


なにひとつ知らぬ無垢な赤子さえ生き残るため持つ猜疑の目

電子体温計

1 0+1

「猜疑の目」が怖い。一首の核として不動の結句。
村田馨

これは何を詠んだ歌でしょう。実際に赤ん坊も猜疑心をもった目をしている、ということでしょうか。あるいは目は何かの比喩でしょうか。
泳二


背を向けて眠るあなたに投げかける声にならない疑問の言葉

多田野結衣

1 0+1 星

言葉にならない問いかけは寂しさでしょうか妬みでしょうか。
久保 直輝

何かを疑っている。けれど面と向かって聞くことができない。「背を向けて」という描写が二人の関係をうまく表していると思います。「疑問の言葉」がやや説明っぽかったような気がしました。
泳二


寝袋に潜り目を閉じ二度吟ず:疑わしきは推定無罪


疑問形に疑問形で返されて答えられずに取り残される

くろだたけし 家

1 0+1

どんまい!

疑わしきは罰せずという原則が護られてないこの地この国

村田馨

1 0+1 星

どんまい!

確かにそう思うことはありますね。最近の政治的な事件の報道等から詠まれたのかもしれません。「この地この国」の効果は微妙。
泳二

「疑わしきは罰せず」が原則になるのは、当然ながら冤罪を生む土壌が生まれない様にする為の措置なんです。その原則が護られていない国は、どんなに栄えていても住民の心が荒れ果ててしまいます。日本は将来どうなることやら。心配になってきました。
雨宮 司


親指をホームボタンに押し当てる間ぎわ寝顔は幸せそうで

ふじ

1 0+1 星

どんまい!

吐き癖を覚えてからは目に映るすべての青が信じられない

深影コトハ

0 0

元々主体にとって青は信じるべき色だったんですね。ちょっとした精神上の歯車のずれみたいなものから価値観が裏返しになってしまうような、私には共感はありませんが理屈抜きの強い説得力を感じました。
泳二


部屋中のみんなが暗く睨め上げている 夕暮れが終わる 夕暮れが終わる

あおい

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「疑」をどこに見ればいいのだろう。
村田馨


「疑ッテハナラヌ」 霞んだ眼を上げる 戯戯戯とドアが 偽偽偽と 疑疑疑と…

このオノマトペは面白い。画期的。
村田馨


警視庁御用達うそ発見器mk2から漏れ出る嘘は

@aokikenichi 家

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ユニークなつくり。そんなの、あるわけないだろうと思いつつ、いや実際はあるのかも。と思わせる作りが面白い。
村田馨


昨日 2017年09月07日(木) 明日

出詠した人選歌した人



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