うたの日

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【 OPEN1075日 】 2017年03月10日 

まいにち歌会やってます。

うたの日
ピンク
 OPEN 1075 日め 葉 
第38代総選挙

黒板

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 Happy Birthday 
 タカノケイ

明日 

 鉛筆 自由に書き込めます。 



葉 歌会のススメ方 

 

 『 自由詠 』

  •  毎月10日は自由詠の日です。
  • *短歌をTapから選評を送れます。
  • *筆名をTapからデータを開けます。

湯に沈みゆつくり百まで唱へゐるわたしのなかのちひさなわたし

桔梗

7 6+1

ミオナマジコ梶原一人といじまたえなかすずナタカ大葉れい

普段、私は、旧仮名遣いのお歌は好きではないのです。国語の教科書が旧仮名遣いではなかった世代が、わざわざ旧仮名遣いの短歌を詠む意味がよくわからないというのもあるし、あざとさを感じてしまうからです。でも、このお歌のわたしは、幼少の頃におじいちゃんやおばあちゃんと入浴をした時に、湯舟では百まで数えるように言われていたのかなと解釈しました。下の句にノスタルジーを感じて、旧仮名遣いが自然に見えました。
ミオナマジコ

可愛い!老若男女の別なく子供にかえってる人結構いるんじゃないでしょうか。
といじま

「わたしのなかのちひさなわたし」というのは、普段は心の深いところに閉じ込めているけれど一人になると現れる、もうひとりの自分のようなものかなと思って読みました。お風呂でひとり自分に向き合っているような静けさが好きな歌です。
ナタカ

子供の頃そうやっていたように、かたくなに百まで数える自分は、きっと内側に小さな頃のわたしがそのままいるんだろう、みたいな感じかなって思いました。
しま・しましま


雪に書く手紙のやうに一羽二羽はなたれてゆく白鳥の春

有櫛由之

5 4+1

五條ひくいち明実萩野聡白黒つけたいカフェオーレ

白鳥の渡る姿を「雪に書く手紙」と喩えているのが素敵ですし、全体の景もとても美しいです。「はなたれてゆく」とひらがなにしているのも伸びやかな印象を与えていて好きです。下の句の母音も整っている印象です。
五條ひくいち

春になると白鳥は遠いシベリアへ向けて羽ばたいてゆくわけですが、それを「雪に書く手紙のやうに」と表現したところが良いですね。去り往く冬への惜別の手紙なのでしょう。「白鳥の春」という結句では、「白鳥」から「春」に力点が移ってしまうように思えたので、そこが多少気になりました。
塾カレー

言葉も、情景も、美しい。
WPP


春先の命の醸すざわめきに2センチ5ミリ離陸する足

てる

5 4+1 星

小澤ほのか寿々多実果しま・しましま静ジャック

植物は芽を出し蕾を膨らませ、動物たちは活動を活発化させる春。主体も少し心が体が浮いている。「2センチ5ミリ離陸」という表現がうまいなと思いました。
静ジャック

春って暖かくなってうきうきして、それだけで浮き足だってしまいそうですが、
それが「命の醸すざわめき」に為って言うのがステキだなって思いました。「2センチ5ミリ」の具体性も楽しいですね。結構浮いてます。

しま・しましま

背より高い枝先の蕾を見ようとジャンプしてみたのか、思わずスキップしたくなる陽気だったのか、想像が膨らみます。心が明るくなります。
WPP

評ありがとうございます。浮き立つ↔浮き足立つ、どちらにも読めるようにしたかったのですが時間がなくてこの形に(^^;。2.5センチ、確かに結構結構です(笑)
てる


よろこびとかなしみの日のあわいにて茹でるパスタのあたたかいこと

亜梨

4 4

茉莉七緒きい葛紗

パスタもですが、日々のわずかな場面を歌にした詠み手の方もあたたかいと思いました。
葛紗


春うららマルセイバターサンドよりひいやり匂ふ雪の残り香

五條ひくいち

4 3+1 星

スコヲプしちみとう桔梗

マルセイバターサンドですか。北海道土産の定番となるほど、全国的に有名なお菓子ですね。あの濃厚で芳醇なバターの香りは忘れられるものではありません。しかし、作中主体はバターサンドの香りよりも「雪の残り香」の方を気にかけている。おそらくは雪国の人でなければ嗅ぐことの出来ない匂いだろう。そちらを選ぶ感覚は、間違いなく、雪と共に暮らす時間の長い者としては正常な感覚であろう。
雨宮 司

下の句が秀逸。冷気とともにふと流れてくる香りをうまく捉えている表現だと思いました。
葛紗

マルセイバターサンドがこの上もなく美味しそうに詠まれています。そして「ひいやり」「雪」とあるのにとっても春を感じます。上手いなぁ。
WPP

雨宮さん、葛紗さん、WPPさん 評をありがとうございます。丁寧に読んでいただけたこと、感想として書き起こして下さったこと大変嬉しく思います。引き続き楽しみながら精進して参ります!
五條ひくいち


ああここは笑顔の群れねショッピングモールの床に貼りついたガム

七緒

4 3+1

匤成 深夜〈おみなり しんや〉久保 直輝井筒ふみ

笑顔の群れではなく床に貼りついたガムに共感を覚えた主体に共感。春はしばしばそういう気分になる。
WPP


立ち上がるコンピューターに似た音のいびきをかいて眠る弟

Y川

3 2+1 星

けら久哲

風景としては一見面白いのですが、
物語を想像したときに、弟はもしかしてロボットなのか、とか
兄として理解できないものを感じているのか、とか
ほんの少しだけスパイスのような毒を感じて気になる一首でした。

けら


噛みしめたサバの水煮の中骨のほろり崩れるような幸せ

久保 直輝 家

3 2+1

てる桜望子

サバの水煮缶の、あの中骨のほろほろと崩れるような食感は普遍的に理解できるだろう。
独特な幸せの表現に面白さを感じた。崩れることが幸せであるというのは逆説的。

塾カレー


流されて生きているとは知っているレモン強めにしぼるハイボール

衣未(みみ)涸れ井戸

諦めてるような侘しいような気持ち。よく事情も分からないのに一緒に飲みたくなります。
WPP


黄の中を銚子電鉄走りぬけ海を見ぬまま折り返しゆく

梶原一人

3 2+1


人のためにすることなんてあまりないうさぎ林檎の耳もとがって

しま・しましま

3 2+1 星


南極の海へ飛び込むペンギンの一羽のような君の反撃

南瑠夏

3 2+1

加治小雨だゆう

海へ飛び込む最初のペンギンは群れにとっては犠牲のようなもので、「生きる必死さ」を見るような気持になります。主体も彼女の必死さが胸に刺さったのかもしれません。
WPP


今日地球最後らしいよ回らない寿司を食べたら海へ逃げよう

加治小雨

3 2+1 星

小林通天閣文佳

「海へ逃げても逆に助からないんじゃ…?」と思いましたが、本当に今日そんな情報を知ったらそう思うかもしれない。そんな妙なリアルさがあります。
葛紗

悲壮感を感じられないところがいかにも終末という感じで良いです。最後を共にできる人したい人がいるって、まずまず(の人生)だな、と思いました。
WPP


しゃっくりが止まらないんだなし崩し的に名前で呼ばれた日から

ナタカ

2 1+1 星

淡海わこ

「なし崩し的に名前で呼ばれた日」っていうのをどう捉えたらいいんだろうなと思いつつ、なんとなく居心地の悪いようなへんな落ち着かない感じが続いてるような雰囲気があっていいなって思いました。
しま・しましま


希死念慮あるを見透かす水晶のやうな眼をもつカラスに会へり

萩野聡

2 1+1

塾カレー

カラスのつぶらな瞳から、占いの小道具(と言っては失礼か)としての水晶球のイメージへの転換、さらにそこから自らの希死念慮の発見へと繋がってゆく面白さがある。一方で、それを希死念慮→水晶→カラス、という順番で歌ってしまっているために、読者としては作者の「わからせよう、わからせよう」という意図が却って目に付くという結果に終わっていると感じた。語順を整えればなおよい歌になるのではないか。
塾カレー

上手く言えないけれど印象に残ります。何度も読みました。物語を抱いてるような歌。
WPP


回想のなかのわたしはいつの日も蜂に擬態をする蛾のやうで

塾カレー

2 1+1 星

堂那灼風

蜂に擬態する蛾は実際に存在します。ちょっと見ただけではすぐには判らないんじゃないかな。蜂が何の喩で蛾が何の喩か、まったくヒントがないのがちょっと辛いところだが、蜂は真っ当な攻撃手段を持つ本物であるのに対し、それに擬態する蛾は、実は攻撃手段を持たない偽物と言える。作中主体はそこに引け目を感じているのではないか。姿を似せていたずらに恐れられる自身の存在に。
雨宮 司

「蜂」を活動的・攻撃的な存在、「蛾」を地味な存在の象徴と捉えると、なかなか刺さる歌です。目立つこと、攻撃対象がこちらに向くことを未然に防ぐには、それこそ呼吸するように擬態をするしかないんですよね。
葛紗

子供の頃、何か、というか周囲のみんなに馴染むようにしていたことが、今になって思い返すとまるで「擬態」していたようだったっていううたと思いました。「蜂」と「蛾」、自分と周囲がどういう関係性だったのかがよく分かりませんが、何か辛い感じがします。
しま・しましま


T字路に枯れた花束佇んで誰かのいのちの終点だろう

淡海わこ

2 1+1


吾が友の留まる春にかへりくと月は白木蓮のひとひら

富井丈生

2 1+1

かつらいす

月は白木蓮のひとひら、が素敵です。
WPP

下の句の比喩とリズムが綺麗だと思いました。友だちはどこかの春に留まっていて、つまりこの春会えるわけではなく、ただずっと記憶の中にいて、本当はもう会えないのかもしれない。さみしいけれど、白くて美しくて、暗さよりも温かさを感じるところがいいなと思います。
かつらいす


春の陽はまだなまぬるく小説を読む指先に届かないけど

大橋春人 家

2 1+1


助けなどいらなかったの蝶になる蛹をあなたはふたつに割いて

桜望子

2 1+1


今雲が吹き寄せている借景の窓が切り取る私の空よ

けら

2 1+1 星


連写モードになってて笑うみたいな春の日を思い出していたの、雪うさぎ

8・7・7・8・8と音を取ったのですが…とてつもない破調は賛否が分かれるかと。個人的には音数を整えた方がすっきりしていいかなと思いました。リリックな世界観の際立つ歌ですね。
葛紗


真っ先にガラス靴を割りました夢は大事に取っておきたい

かつらいす

2 1+1 星

「ガラス靴」は「ガラスの靴」でしょうか。一読、上の句と下の句の整合が取れないと思ったのですが、主体にとってはガラスの靴=夢の象徴、ではもはやないということですよね。子どもの頃の夢は夢のままで、今は新しい夢ができたと最終的に解釈したのですが、それだと別に割らなくてもいい気がするし…うーん。
葛紗

葛紗さん、ありがとうございます。自分でも読み返してみましたが確かに整合性がとれていないですね。「の」も脱字していて、読みづらいところを解釈させてしまいました。すみません。読んでいただいたとおり、ガラスの靴がもう夢の象徴ではないと言おうとしたんですが、下の句でずれてしまった感じがします…。評をありがとうございました!
かつらいす


文末の♡が(笑)へ 恋人ができたんだろう、たぶんこの冬

たえなかすず

1 0+1 おとの日

距離を詰めたい勢いが一気に緩んでしまったみたいですね。現金さを感じますが二股よりは余程サッパリしていていいかも?
といじま

うわー…切ないなぁ。打つ文章のクセが変わっただけで分かってしまうほどの親密さがもう切ない。
葛紗


まっすぐな目をした犬よ昼過ぎの電車はのたりのたりと進む

静ジャック

1 0+1 星


昼下がり毛布と同じ渦巻の模様になって猫が寝ている

きい

1 0+1


霧雨はかわいてしまう朝夕の祈りのようなあなたの前戯

大葉れい

1 0+1

祈りのように丁寧で優しい前戯が、朝夕の習慣のように毎回行われるのですね。かわいてしまうの「しまう」は、のろけているのですね。ごちそうさまです。
ミオナマジコ


9階に朝日が差せば使用後のコンドームく甘く輝く

千四

1 1


通りすぎるあなたの言葉を追いかけてしまった 春は唐突に死ぬ

文佳

1 0+1


いないいないばぁで見たのは苦労して忘れたはずのトラウマでした

葛紗

1 0+1 星

「いないいないばぁ」って赤ちゃんとかにする遊びですよね。そこで「見る」ということは、した方でしょうかされた方でしょうか。どちらにしても、何を見たんだか想像するのもちょっと怖いような気がします。
しま・しましま


いっせいに同時に笑う集団は外側から見ているとこわい

椋鳥

1 1

Y川

なんともはや。シニカルですね
Y川

とてもよくわかります。こわいです。
加治小雨


妥協とは誰かの体重かかること誰かに体重かけていること

といじま

1 0+1 星

そう思うと妥協も悪くないなって、すぐに妥協しては自分にがっかりしている私は嬉しくなってしまいました。
WPP


春風が君を攫ったまま今日も隣の席で笑う さみしい

雪倉なずな

1 0+1


刻印を明日に変えたら今日も過去 文字が滲めばあなたを思う

きむろみ

1 0+1


石塊は届くだろうか水底に 今日もLINEで送る「おはよう」

chari 家

1 1


卒業という名の別れ晴れやかな寂しさが舞う東風こちのまにまに

しちみとう

1 0+1


そりゃお前そう思うからそうなんだ俺はいつでもフェアなつもりだ

堂那灼風 家

1 0+1

そう思うからそう、じゃ何のことかわかんないけど、それも含めてこの歌(主体)好きだー。
WPP


君が手にあまる乳をもてひたすらに吾子を育てし我やかなしき

井筒ふみ

1 0+1 星

単純に、妻の愛が全て子に注がれていると感じる夫の哀しさ、という風に読みました。切ない。言えない胸の内の叫びが聞こえます。
WPP

コメントありがとうございます。
むしろ、逆なんです。キミの方が男親。
母親になってしまった妻を女としてはみてくれなくなった夫。
ひたすらに乳をあたえるしかなくなった、まだ若いであろう母親の哀しみ。
かなしきと、ひらがなにしたのは いずれ愛しき、とふりかえる日も来るかな、とおもったから。

井筒ふみ


思いがけず今日は晴れた涙ふき根雪を踏んで学校に行く

涸れ井戸

1 0+1


みんなみんな連想ゲームが得意だねナンバープレートに死とか苦とかを

冬桜

1 0+1


泣きたくて泣くんじゃないの花粉症だから保湿をしているの(抱けよ!)

1 0+1

最後のセリフ(モノローグ?)の勢いが好きです。おもろうてやがて悲痛…(笑)
葛紗


春疾風若き白雲駆け抜けよ取り戻したるあの日の校庭を

茉莉

1 0+1


きみを想う気持ちは恋や同情じゃなくて単なる性欲だった

宇野なずき 家

1 0+1

何ともやるせない感じ。性欲とか愛とか情とかって判別難しいですよね。どれも大切だし。
WPP


止まれと言われた夜のブレーキランプで赤くなる進んできた道

1 0+1


バースデーソングの先の暗闇に火を灯す役として居る今日

前田沙耶子 家

0 0 おとの日


今日母は忙しかったことだろうカレーうどんの匂いが満ちる

天野うずめ 家

0 0 おとの日

カレーうどんと、母を労わる主体の優しさが良いです。
WPP


ベッドから落とした片足、無に浸す宙を掻かない銀色の櫂

尾崎七遊

0 0

足を銀色の櫂と表現する点がとても素敵です。結句の櫂のお色が白でなく銀色であることで、最初に提示される現実的な世界から幻想的な世界へと読者を連れて行ってくれるように感じます。そこに行き着くまでの三句四句の繋ぎも丁寧で見事と感じました。
五條ひくいち


香りたちただ待つだけの桃の木とただ歩きたいと思う春の日

もたろ

0 0

「ただ在る」「ただする」だけで許される気分になるのが春という季節なんだなぁと思いました。
WPP

そう取られてしまいますよね。同じ趣旨のうたでいつかリベンジします。コメントありがとうございます。
もたろ

そう取られてしまいますよね。同じ趣旨のうたでいつかリベンジします。コメントありがとうございます。
もたろ


布団から首だけ上げて庭を見る春の訪れそろそろあるか

心伝

0 0

なんと横着な主体でしょうか(笑)。でも春を探す楽しい気分が伝わります。
WPP


そぞろ見に スカイビルあり 河の辺に 田雲雀遊ぶ 春の夕暮れ

金魚先生

0 0


ふとふれたきみのゆひさきあふふきてほほほてるなんこからしのみち


足跡を残して消える彼女に手を振るだけで見送るだけで

龍也

0 0

どんまい!

昨日 2017年03月10日(金) 明日

出詠した人選歌した人

五條ひくいち 千四 冬桜 涸れ井戸 心伝 天野うずめ家 大橋春人家 井筒ふみ しま・しましま 萩野聡 ナタカ 妙ヶ瀧くおん 梶原一人 椋鳥 龍也 大葉れい 有櫛由之 亜梨 白黒つけたいカフェオーレ もたろ Y川 塾カレー といじま 前田沙耶子家 久保 直輝家 きむろみ 雪倉なずな 金魚先生 堂那灼風家 しちみとう 葛紗 chari家 けら 加治小雨 スコヲプ 南瑠夏 淡海わこ てる 静ジャック たえなかすず 宇野なずき家 桜望子 七緒 尾崎七遊 桔梗 かつらいす 茉莉 文佳 富井丈生 きい

宇野なずき家 小澤ほのか 堂那灼風家 ミオナマジコ 加治小雨 けら 五條ひくいち スコヲプ 南瑠夏 匤成 深夜〈おみなり しんや〉家 久保 直輝家 梶原一人 富井丈生 といじま 淡海わこ たえなかすず 久哲 衣未(みみ) 有櫛由之 てる 井筒ふみ 小林通天閣家 冬桜 桜望子 寿々多実果 きむろみ 雪倉なずな かつらいす 茉莉 明実 七緒 しちみとう ナタカ いずみ 美帆家 桔梗 萩野聡 しま・しましま きい 涸れ井戸 Y川家 WPP 静ジャック だゆう 大橋春人家 大葉れい 葛紗 塾カレー 文佳 白黒つけたいカフェオーレ

52 人

51 人



 2017 03 
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