うたの日

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【 OPEN1064日 】 2017年02月27日 

まいにち歌会やってます。

うたの日
ピンク
 OPEN 1064 日め 葉 
第38代総選挙

黒板

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葉 歌会のススメ方 

 

 『 カレー 』

  • *短歌をTapから選評を送れます。
  • *筆名をTapからデータを開けます。

それ以上思い悩むな 箱の裏通りに作るカレーは旨い

小池佑

5 4+1

雪間さとこ七緒亜梨西村曜

その通りですね(笑)
一字空けない方がよいような気はします。

ふたり

おお…その通りです! 単純なことなのにすごくいいことを言ってもらったような気がします。
亜梨

なんだかんだで変に手を加えるよりマニュアル通りのがいいことが多い。真理ですね。
宮本背水

いいですね。
箱の裏に書かれているマニュアルどおりに作るカレーはたしかに美味しいと思います。尤も、それは平凡な美味さに過ぎないのであるが。
「それ以上思い悩むな」は自分に対する言葉なのでしょうか。「思い悩むな」という命令はすごくポジティブな感じがあるのですが、下の句と突き合わせてみると、「何も考えずただ周りにしたがって生きていればいい」というような印象を読者に与えます。そのあたり、すごく醒めた感じがあります。尤も、そういう風に生きられない(であろう)作者が後ろに見えるようでもあり、ちょっと切ない印象です。

プレミアム塾カレー

わたしもカレーに隠し味だのスパイスだのと思い悩んでしまうタイプなので、なんとなくハッとさせられました。思い悩むくらいならセオリー通りにした方がいいこともありますよね。
篠宮

確かに、説明通りに作っても(そうでなくても)カレーはおいしい。
そして何を入れたところでカレーであることには変わらない。
そんな懐の深さを作中主体の言葉からも感じます。

久保 直輝

これ以上ないほどの説得力! そうです、箱の裏通りにやればうまくいくのです。なんだか元気が湧いてくるお歌で、とってもすきです。
西村曜


真夜中に書いた手紙は渡せずに一晩置いたカレーが旨い

高木一由 家

5 4+1

むうこひなこユーキィトカゲ二宮 隼人

一晩置いたおいしいカレーで元気をだしてぜひ手紙を渡してほしい。
むうこ

手紙を渡せずに帰宅して、寂しくカレーを食べているのでしょうか。
一晩置いたカレーが旨い、といういかにも気にしていないような口ぶりが悲しい。

プレミアム塾カレー

手紙を渡せなかった悔しさ(寂しさ?)紛らわすかのようにカレーを食べる姿がいじらしいです。一晩おいてより美味しくなったカレーで癒されてください。
静ジャック


二日目のカレーをあなたと分け合ってちょうど空っぽになる春の朝

萩野聡

4 3+1

民生WPPりりー

同じ二日目のカレーを詠みました。空っぽでぽっかりとしあわせな光景が浮かんできました。いいなぁ。
民生

二日目のカレーを詠んだお歌は他にもありましたけど、このお歌がいちばん好きです。
ミオナマジコ

二人だったらおかわりしていっぱい食べないと、二日目の朝では空にはならないんだけど(^_^;)一緒に食べる人がいてくれるのは幸せですね♥
寿々多実果

「ちょうど空っぽ」が良いですね。過不足のない幸福を表しているのでしょう。
「春の朝」の静かな感じとも調和しています。

プレミアム塾カレー

無理せずにちょうどなくなる量ができるようになったのですね。
それほど長くカレーを作り続けたということでもあります。

久保 直輝


シャバシャバのカレーができて僕たちの班がいちばん大人になった

亜梨

4 3+1 星

ハナゾウミオナマジコ小池佑

シャバシャバの水っぽいカレーができてしまったのに、きっと、班の誰もが誰かを責めたりすることなく、笑いながらカレーを食べたのでしょう。実話なら良い想い出ですし、創作でも素晴らしいと思います。
ミオナマジコ

それは水が多すぎたんや!
調理実習かな?と思いましたが キャンプの方がおもしろいです。ね。

ふたり

課外授業のキャンプでしょうか。失敗したのが自分の班だけだとみじめな思いをしそうだし、調理中トラブル続きだったのではと思いますが、そこをむしろ良い経験と捉えたのですね。無理のないポジティブさでいいなと思いました。
雪間さとこ

林間学校・キャンプ・炊事研修…。
シャバシャバのカレー率高いですよねあれ。
あるあるネタが結句によってほろ苦い成長譚に昇華しました。

久保 直輝

調理実習でしょうかね、ちゃんと先生の話を聞いてないとシャバシャバになっちゃうんですよね。
失敗するからこそ人は成長する(と私は思っている)のですが、この班は「いちばん大人になった」んですから相当やらかしたんでしょうね……。まあ、何はともあれ「いちばん大人になった」というあっけらかんとした感じがいいですよね。全然反省してなさそうだけど。笑

プレミアム塾カレー


整然と書籍のふりをするように棚に並んだ海軍カレー

東風めかり

4 3+1

たかたか大橋春人

DVD-BOXやCDが本棚に並んでても違和感ないけど、カレーのルーが本棚に!?と思って調べてみたら、確かにぱっと見ではわからなそう。おもしろかったです。
たかたか

「書籍のふりをするように」という比喩は陳列棚に並んだ海軍カレーの様子を表しているのだろう。しかし、外形の類似だけでは力のある比喩とはならないのではないだろうか。
プレミアム塾カレー


また癖でふたり分作ってしまった 全然さみしくないよ、全然

あのこ

4 3+1 星

時子知己凛高木一由

読んだだけで寂しさが伝わってきます。
知己凛

恋人がいなくなってからも、ついついカレーを二人分作ってしまったのだろう。
尤も、「恋人はもういないけど二人分何かを作る」というような短歌はけっこう見かけるような気がするので、新しさという面ではうーん……と思います。
また、上の句のリズムの悪さが気になります。「全然さみしくないよ、全然」という強がりをもっと活かせるような上の句があればいいのですが。

プレミアム塾カレー


甘口を戻して手に取る中辛に吾子の味覚の成長を知る

蓮香

3 2+1

常盤このはあい

ふとしたことで子の成長を感じる瞬間ですね。…ということで、あえて「味覚の」と入れなくても、というか入れないほうがいいんじゃないかなと思うのですが、どうでしょう?
亜梨

そうですか、中辛が食べられるようになりましたか。
「甘口」「中辛」しか書かれていないが、これはスーパーでの一場面だと普遍的に分かる。日常のさりげない動作を通じて自分の子の成長を発見するまでが上手く描かれていると思うが、「味覚の」までは言わずとも良かったのではないか。

プレミアム塾カレー


うやむやにされたみたいで複雑なタイ風グリンカレーの食後

WPP

3 2+1

えだまめ静ジャック

誤植なのかもしれませんが、やはりここは字余りになっても「グリーンカレー」としっかり言ったほうが良いと思います。また、「タイ風グリーンカレー」はうやむやにされたみたいな味がするのでしょうか? 例えば、作中主体は気になっている人と共にグリーンカレーを食べに行ったが、カレーの混沌とした色と同じように曖昧な対応をされてしまったかもしれない、などという妄想をこちらがすることはできますが、ごく普通に読めばやはり「タイ風グリーンカレー」の食後の胃の感覚が複雑な感じだという風になってしまうと思うんですよね。そのあたりがもっとはっきり分かるようになるとよいのかな、と感じました。
プレミアム塾カレー

グリーンカレー、好きですけど確かにうやむやな味な気がします。
篠宮


上顎に冷めたカレーとさびしさがざらざらざらざら残る真夜中

七緒

3 2+1

堂那灼風ぽつり

確かにカレー食べたあと口の中ざらざらしますね。なんなんだろうあれ。さびしさあるいは物悲しさとかやるせなさとかそういうものの比喩としても合ってると思います。歯磨きしたらさびしさもすっきりするかしら。
亜梨

上唇ならよく分かるのですが、上顎に冷めたカレーがざらざらと残る、というのが上手くイメージできませんでした。二句三句の「さ」の頭韻や「ざらざらざらざら」というオノマトペには面白さがあるのですが、「冷めたカレー」、「さびしさ」と「真夜中」の三者はちょっと付きすぎ(イメージが重なりすぎ)のような気がしました。
プレミアム塾カレー


無意識にカレーを甘くしてしまうだれかわたしをしかってはやく

りりー

3 2+1

寿々多実果小李広花栄

カレーを甘くしてしまうところから、自分への甘さを感じ取っているのだろう。
叱られたら辛くするんだろうか。

プレミアム塾カレー


帰りたい そんな朝でも鵜のようにエスカレーターに運ばれている

二宮 隼人

3 2+1

いばひでき桔梗

鵜飼の鵜のように従容としてエスカレーターに乗っているのだろう。
黒いスーツを着ているところから鵜の姿を想像し、これから仕事をさせられる自分と鵜の姿を重ねたのだろうか。

プレミアム塾カレー


身元不明保管不能の骨を焼き今日も明日もカレーを煮込む

堂那灼風 家

3 2+1

SAKURAKOプレミアム塾カレー

お題の『カレー』では、だいたいこんな感じの歌になるんだろうなと予想していた中で、予想外の歌でした。
SAKURAKO

えっ、産地も判らない骨を焼いてスープを作っているのですか? そいつは問題だ! というのが主眼ではなく、いかにも人骨の様に思わせておいて、骨を焼いてカレーのベースにするという当たり前の作業に異化効果をもたらすのが目的です。別に人骨とは詠まれていませんからね。でも、本当にこだわるのなら、骨を売ってくれる畜産業者を通じ、どこの骨か確かめるべきです。味と安全の為にね。
雨宮 司

淡々としているけれども味わいのある(この表現が適切かわからないが)一首だと思う。
「身元不明保管不能」の遺体を荼毘に付しているのだろう。遺族が見つからず、保管されることもない遺体。その遺体を火葬する主体。主体はこのやるせない毎日、出口の見えない毎日に「今日も明日もカレーを煮込む」のだ。その倦怠感が過不足のない言葉によって伝えられているように思う。もしかしたら震災に関連する一首なのかもしれない。

プレミアム塾カレー


ワイシャツに咖喱饂飩カレーうどんの汁はねて死はだれにでも訪れるのだ

小川けいと

ええと、私の歌ですねこれは。
プレミアム塾カレー

あるある事例を突然の死になぞらえる大仰さ。
「死ぬかと思った」にも通じる面白さがあります。

久保 直輝


塾カレー短歌チョップに君臨し彼を見つめるカメラは数多

大橋春人 家

2 1+1

東風めかり

歌会ページ開いた瞬間にこれがでてきて「やめーやwww」ってなりました。
すいません、評じゃないですね……

プレミアム塾カレー

塾カレーさん 絶対登場すると思ったお題でした。
ふたり

時事詠ということになりますが、塾カレーさん、どこで短歌チョップに出ていましたかね? 私は現場にいたのですが、今回は会場が2フロアに分かれていたので、全ての催し物がチェックできなかったのです。まあ、フィクションにしても現実にしても、塾カレーさんに一躍脚光が当たったという点を詠みたかったわけですから、それはそれで面白く拝読いたしました。
雨宮 司

塾カレーさんにおめでとうと言いたい。 すごいですよね、塾カレーさん。
宮本背水


大きさでどっちが切ったかわかっちゃう子らの作った渾身カレー

知己凛

2 1+1 星

衣未(みみ)

兄弟か姉妹か、ともかく性格の違う二人が一緒にカレーを作るもんだから、野菜の大きさはバラバラになってしまったのだろうと思います。着眼点はいいと思うのですが、それを「大きさでどっちが切ったかわかっちゃう」と抽象的な説明で終わらせてしまうのはもったいないと思います。例えばですが、ニンジンの切り方が不揃いでこれは弟の仕業だと分かった、とか、そういう風に詠んでいけば一首が立ってくるのではないでしょうか。お子さんを愛しているのは分かるけれど、「渾身」は完全に蛇足だと思います。
プレミアム塾カレー


今晩はカレーにすると決めたから泣くのはやめて踊ってください

宮本背水

2 1+1 星

萩野聡

お子さんに呼びかけているのでしょうか。「泣くのはやめて」までは普通なのですが、結句の「踊ってください」がちょっと唐突で面白いですよね。
プレミアム塾カレー

これ誰に対して言ってるんだろう?
ダンスの稽古が嫌で駄々をこねる子だったらかわいそう。
日本舞踊の家元だったりしたら逆に面白いですね。
「家元、今日はカレーにしますからぜひ、ほら立って…!」

久保 直輝


満員の車中でさらに空腹のわたしの横で食うなカレーパン

小川けいと

2 1+1

あのこ

わかります。景色を眺めながら行楽や旅行に行くのとは違って、通勤電車のなかで匂いの強い食べ物を食べるのはマナーが悪いですよね。
ミオナマジコ

「満員の車中」と「空腹のわたし」の対句の妙。
満員電車でマクドナルドとカレーパンだけは食べて欲しくないですね。

久保 直輝

常識的に考えれば「わたしの横でカレーパンを食うな」ということなのだろうと思います。
この結句の倒置に効果はあるのでしょうか。
また、「満員の車中で」「空腹のわたしの横で」と抽象的な説明が続き、どうも馴染めませんでした。

プレミアム塾カレー


あと何度食べるのだろう母のカレー特別美味いわけでもないが

常盤このは

2 1+1

蓮香

そうなんですよね。家のカレーはお店のカレーと比べて普通なんだけど、恋しくなりますよね。お母さんと過ごせる時間を大切にしてくださいね。
ミオナマジコ

どうして「特別美味いわけでもないが」という突き放した表現にする必要があったのでしょうか。
詩的飛躍を求める読者を敢えて裏切ったとか?

プレミアム塾カレー


落ち込んだ夜は全部の感情を入れたカレーを煮込み続ける

篠宮

2 1+1 星

夏凪

わかる気がします。煮込み料理を作ると、負の感情がおちついてくる感じ。
ミオナマジコ

わかりやすい一首だと思います。ただ、「落ち込んだ夜」と「煮込み料理」(カレーを含む)という取り合わせはけっこうよく見かけるような気がして採りませんでした。「入れたカレーを煮込み続ける」という下の句の3・4・3・4のリズムがきれい。
プレミアム塾カレー


カレーだと知らずに帰ってきたきみをカレーの国の王子に据える

雪間さとこ

2 1+1 星

宮本背水

カレーの王子さま! このかわいらしいサプライズ、いいですね!
宮本背水

「カレーの王○さま」という、某食品メーカーが販売しているカレールーがありますが、それにひっかけているのでしょうか。これは作中主体のお子さんを詠まれていらっしゃるのかな、と思うのですが、「きみ」という表記からそれを特定することは難しいので、ここは明確に「息子」or「娘」と分かるように詠んでほしかったなあと思います。王子様に仕えるように、カレーを盛った皿をうやうやしく子の前に差し出すのでしょう。
プレミアム塾カレー


カオスなるカレーの美味さたたえつつ無色の粥を求める父よ

ふたり

2 1+1 星

だゆう

「無色の粥」という表現がなかなか興味深いです。
単なる粥なのでしょうが、カレーとの対比の中で「無色」という言葉が出てきたのでしょう。それは、真っ白なおかゆしか食べられない衰弱した父親の様子を強く意識付けます。
その一方で、「カオスなるカレーの美味さ」という表現は如何でしょうか。「カ」で頭韻を踏んでいるのはいいのですが、「カオスなる」という言葉が「カレーを食べることができなくなってしまった父」にとってのカレーの美味さを十全に伝えることが出来ているのかどうか。そのあたりに採るのを躊躇してしまうところがありました。

プレミアム塾カレー


アボカドの種が取れないカレールー溶けない誰も帰ってこない

西村曜

1 0+1 星

いったい何があったんだ…。最後にはどれも解決してオチがつくんだけど、それまでの一瞬の不穏な感じを切り取ったショートショートとか書けそう。よくわからないけどすっきりしないところに惹かれます。
亜梨

踏んだりけったりですね。
「ない」の脚韻が独特のリズムを形成しています。
アボカドの種が上手く取れなかったり、カレーのルーが溶けなかったり、苦労して料理を作っているのに、誰も帰って来ないというかなしみ。

プレミアム塾カレー


カレーっぽい色に変わった血痕がどうもタンバリンからとれない

赤本海

1 1

ふたり

今日のお題を上手くぜんぶ詠み込みましたね。
ミオナマジコ

はっはっはっ(笑)憎めない。
あのこ

お題全部詠みでしょうか。
これ、けっこう面白い一首ですね。
「血痕がタンバリンからとれない」というところから、作中主体はタンバリンで誰かを撲殺したんでしょうか……。冷静に考えると、大きな音が出てばれるんじゃないかと思いますが、それでもタンバリンを使った理由はなんだろう……とか考えはじめるともうやめられないとまらないですね。「タンバリン」がやっぱり面白いなあ。

プレミアム塾カレー


幸せな空気は黄色きみんちのやけにカレーが似合うテーブル

ハナゾウ

1 0+1

「幸福の黄色いハンカチ」以来、黄色には幸せなイメージがありますけど、カレーも人を幸せにしますよね。
ミオナマジコ

初句二句でのキレがいいです。テープルも黄色なのか、
それともカレーの黄色に映える色なのか想像を刺激します。

久保 直輝

二句切れで、かつ体言止めが二つ重なっていることでちょっとくどい感じがしました。
カレーのイメージから「黄色」を引っ張ってきたのかと思いますが、「幸せの黄色いハンカチ」という映画もあるくらいですから、これはややありきたりかなと感じました。「やけにカレーが似合うテーブル」のリズムが良く、面白いんですけどね。

プレミアム塾カレー


実家とはわづかな差異を感じつつあなたの家のカレーを食べる

桔梗

1 0+1

それぞれの家庭の味がある、という設定、多かったですね。
「わづかな差異」と抽象化しないで、具体的に(例えば「クミンが多い」とか)としてやると読者としては俄然興味が湧くと思います。

プレミアム塾カレー


暴君の父は可愛いとこもありカレーの日には目を輝かす

ミオナマジコ

1 0+1 星

それは「可愛いとこ」なんでしょうか……
この一首、「暴君の父」が「カレーに目を輝かす」というギャップを楽しむ一首だと思うんですが、そうすると「可愛いとこもあり」が完全に余計な説明になってしまっていて、どうも落ち着きません。「カレーの日には目を輝かす」という具体を上手く使って、「可愛いところもある」というところを言外に感じさせるようにするとなお良いのかなと思います。

プレミアム塾カレー


君にまた電話 カレーの皿にぼくはにんじんの避難所を作り続ける

篠宮

食事の相手の「君」は忙しいひとなのでしょう。「また電話」というからには、電話から戻ってきた君とさあ一緒にカレーを食べよう、というところで再び電話がかかってきたのでしょうか。ひとりでさっさと食べてしまえばいいものを、この作中主体はそうもできず、手持ち無沙汰な様子でニンジンを皿の隅に寄せている。「にんじんの避難所」という表現が面白いと思う。三句以降の字余り・破調は主体の複雑な心境を思わせる。
プレミアム塾カレー

主体が浮気されてる歌だと受け取りました。一人残された食卓で、手持ち無沙汰ににんじんを分け続ける光景を想像するとさみしいです。
篠宮


昨日夜庭のダリヤが散ったから今日のごはんはカレーがいいな

時子

1 0+1

こういう一見何にも関連がなさそうな事象を二つ並べた歌というのは解釈が難しい。
私にはつながりが良く分からなかったが、おそらく作者の中では強固な関連があるのだろう。

プレミアム塾カレー


ぐったりと疲れて帰る山盛りのカレーを作る安堵して死ぬ

えだまめ

1 0+1 星

勢いがあっていいです。朝目が覚めたら山盛りの、しかも二日目に近いカレーがあってすぐ食べられるって幸せだ…前夜の自分を誉め称えつつそれ食べたら生き返りそうです!
亜梨

「アボカドの種が取れない……」の一首と、(否定かそうじゃないかの違いこそあるけれども)構造が同じであり、選歌する側としてはちょっと食傷気味に思ってしまいました。「安堵して死ぬ」でダメを押してしまった感があります。作者のしたり顔が見えてしまうと言えばいいのでしょうか。
プレミアム塾カレー

亜梨さん。プレミアム塾カレーさま。
丁寧な言葉をありがとうございました。よくよく考えず、思いついた言葉をそのまま投げてしまったものでした。あまりにも扱いが雑でした。反省しかありません。これからはもう少し手をかけてから出詠できたらな、と思います。

えだまめ


バーモントカレーは標準的すぎてむしろ余韻を残す翌朝

だゆう

1 0+1

標準的ゆえにどこのカレーにも似ているゆえに追憶を刺激する。
(証明終わり)

久保 直輝

しっかり読み込めたわけではないのですが、「標準的すぎてむしろ余韻を残す」というのが良いですね。これを「普通も悪くない」なんて言ってしまうと途端に陳腐になるんだな。
プレミアム塾カレー


見た目には同じに見えるカレーでも食べれば違うその家の味

むうこ 家

1 0+1 星

まあたしかに家庭の味というものがありますからね。
当たり前のことを当たり前に歌っているようですが、その中にもなにか新しい発見がないと一首としては辛いのではないかと思います。

プレミアム塾カレー


わが家でのカレーはいつもココイチです。個々に一人前を食べます。

しょーもないダジャレかというのがファーストインプレッションでした。でも、1人1人食べたいカレーが決まっているような個性的な家族なのかなと思うと、カレーを食べている様子はじめ、様々なその家族の暮らしを見てみたいです。
たかたか

大喜利的なところのある一首ですね。
ギャグの出来を冷静に判断してしまうと空しくなるのでしませんが、現代の家族の食事の風景を、風刺を利かせて詠んだ一首と考えれば悪くないのでは、と思います。

プレミアム塾カレー


風邪引きし痛む喉に我あえてカレー流し込む荒治療なり

SAKURAKO 家

1 0+1 星

「あえて」と「荒療治」というのは果たして必要なのでしょうか。
風邪を引いて喉が痛い状態でカレーを食べるのは荒療治だと分かると思うので、そのあたりを見直していくと新たな言葉を組み込んでいくスペースが見つかるはずです。

プレミアム塾カレー


二日目のカレーは家族だけの味 いつか食べてね温め直して

民生

1 0+1 星

これは、二日目のカレーを彼(彼女)に渡しているのでしょうか……?
場面が上手く読み取れませんでした。
家族だけの味を恋人に渡すとは、ずいぶん手の込んだ告白だと思いますが。

プレミアム塾カレー

プレミアム塾カレー様

家族になったら二日目のカレーが食べられるのに、ということでした。
渡せてもいないし告白もしていません。。
もっとうまく詠み込めるようになりたいですね。

民生


二年目の風は冷たく甘口のカレーものどを過ぎれば辛い

静ジャック

1 0+1 星

「二年目の風」がよく分からない。学校?社会?短歌?
「甘口のカレーものどを過ぎれば辛い」という逆説的な言い回しに頼りすぎな感があります。

プレミアム塾カレー


「ばあちゃんはカレー作るの上手なの」我の腹へとじいじは言いうよ

信りさこ

1 1

まのり

作中主体は妊娠しているのだろう。いずれ「じいじ」となる人が、お腹の孫に話しかけているのだろうと思う。「ばあちゃんはカレー作るの上手なの」と、すっかり好々爺然としている父親に作中主体が苦笑いしている様子が浮かぶ。結句「言いうよ」は「言うよ」の誤植だろう。一首の中で「我」だけが妙に固く、馴染んでいないように思う。
プレミアム塾カレー


ラーメンのような味するスープカレー「意味不明」って?食べればわかる

たかたか 家

1 0+1 星

どんまい!

まあ北海道にはスープカレーラーメンなる意味不明な食べ物もありますから……^^;
ラーメンのような味するスープカレー/「意味不明」って?食べればわかる
と云う風に切れ、また「意味不明」が相手の発言だと云う風に読めますね。
たしかに「食べればわかる」のでしょうが、その結句に至るまでが単なる事実の説明になっており、読者としてはあまり共感できないと思ってしまいます。

プレミアム塾カレー


凛々しくて女神みたいな君だけど甘口カレー好きなの秘密

凛々しさと甘口カレーのギャップがかわいらしいです。
むうこ

人は見かけによらないのですね。秘密にしてるところが可愛らしいと思います。
ミオナマジコ

「凛々しくて女神みたいな」という表現から、作中主体は「君」に並々ならぬ感情を持っているのだろうと思いますが、そんな「君」が甘口カレーが好きだ、というのはちょっと恥ずかしいのかもしれませんね。「秘密」と言わずに、それを恥じらっている描写があれば読者はなおのこと共感できると思います。
プレミアム塾カレー


いつだって家に帰ればソレがある(手を抜いている訳ではないヨ)

野守風聴

0 0

これだけだと題「カレー」には厳しいのではないでしょうか。
お袋の味といっても人それぞれ思い起こすものは色々あるだろうし。もう少しカレーだと分かる工夫が必要なのでは。

プレミアム塾カレー


タンカレーにこだわる君をだまらせるビーフィーターでもジンライムは美味い

どんまい!

ジン・ライムとはまた渋いカクテルを持ってきましたね。
ただ、「ビーフィーターでもジンライムは美味い」というのはリズムがあまり良くない上に、物事の単なる説明に終始していて、読者としてはあまり感心しません。「タンカレーにこだわる君」が「黙ってしまう」というところをメインにすえて、ビーフィーターのジンライムの美味さに感心している様子を巧く描き出すことが出来ればより読者の関心を惹くことが出来るのではないでしょうか。

プレミアム塾カレー


昨日 2017年02月27日(月) 明日

出詠した人選歌した人

ハナゾウ ミオナマジコ 民生 たかたか家 パコ・ベルデ 二宮 隼人 えだまめ 宮本背水 蓮香 小池佑 高木一由家 あのこ 西村曜 知己凛 信りさこ 小川けいと 野守風聴 WPP しま・しましま 桔梗 静ジャック 時子 久保 直輝家 篠宮 大橋春人家 ふたり プレミアム塾カレー 心伝 SAKURAKO家 むうこ家 赤本海 堂那灼風家 常盤このは 亜梨 りりー 七緒 だゆう 雪間さとこ 萩野聡 東風めかり

民生 むうこ家 ハナゾウ 萩野聡 雪間さとこ WPP ふたり えだまめ 夏凪 ミオナマジコ たかたか家 衣未(みみ) 寿々多実果 SAKURAKO家 時子 りりー 宮本背水 まのり ひなこ 小李広花栄 七緒 亜梨 蓮香 知己凛 いばひでき 堂那灼風家 ユーキィトカゲ あのこ 篠宮 高木一由家 西村曜 桔梗 東風めかり 小川けいと 常盤このは 大橋春人家 あい 小池佑 だゆう 静ジャック ぽつり プレミアム塾カレー 二宮 隼人

40 人

44 人



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