うたの日

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【 OPEN1029日 】 2017年01月23日 

まいにち歌会やってます。

うたの日
ピンク
 OPEN 1029 日め 葉 
第38代総選挙

黒板

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   シリカ 小川ゆか

明日 

 鉛筆 自由に書き込めます。 



葉 歌会のススメ方 

 

 『  』

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折り鶴を開いてみれば一枚の正方形とあなたの祈り

ミオナマジコ月花ナタカ翠歌桜望子静ジャック

正方形の折り紙があんなに美しい鶴になるのは本当に素晴らしいことですよね。祈りをこめて折るというのも、素敵な日本文化だなあと思います。
ミオナマジコ

鶴を「折る」のはよくあるが、折り鶴を「開く」というのは逆転の発想。
村田馨

全然違うかもしれませんが、入院しているとき届けられた千羽鶴の一羽ををのちのち開いてみた、という情景を想像しました。あの端正な鶴が実はたった一枚の正方形の折り紙から折りあげられているのって奇跡に近いですよね。そしてそこには「あなたの祈り」が込められている。とても綺麗な歌だと思います。
静ジャック


幸せになってね以外の感情を隠して結ぶ水引の鶴

深影コトハ

5 4+1

たかだ牛道東風めかりきつねぽつり

どんな感情が渦巻いているのでしょう。ドラマチックだなと思いました。
ミオナマジコ

相手に「幸せになってね」という感情を抱いているのですから、恋のライバルではありえない。相手はズバリ、片想いの相手でしょう。もし告白をしていたら、感情を隠す余地はない。わざわざ隠しているのですから、いわゆる忍ぶ恋です。これは辛い。いつまでも胸の内に封印しないといけないのですから。水引の鶴、上手く結べましたか?
雨宮 司

女の人怖い!
きつね

上手いお歌です。祝福に隠れた言えない気持ちが水引の結び目に綴じられているのですね。
須磨蛍

モチーフとしてはありふれていますが、水引の鶴という道具の使い方が上手い。歌全体の韻律も整っていて丁寧に作られた歌だと思います。
泳二


敗戦をとつとつと話す祖父の目は引き揚げた雪の舞鶴にあり

もーたろ

5 4+1 星

衣未(みみ)雨宮 司可奈美村田馨

舞鶴は元来軍港ですが、敗戦後は引揚港として機能していました。ここに着目してお題に結びつけたのは見事です。作中主体に向けて敗戦の体験を話す祖父の胸に去来するのは、戦争の犠牲者の面影であり、二度と愚劣な戦争をしてはならないという強い意志でしょう。雪の舞鶴は天然の良港ですが、そこを出ると荒れる日本海。祖父は桟橋を踏みしめるまで気を張り詰めていたことでしょうね。
雨宮 司

お祖父さんにとっては敗戦の記憶は雪なのですね。豪雪の日本海、舞鶴港というリアルがぐっと心について響いてきます。
須磨蛍

お祖父さんはどのようなお立場だったのでしょう。舞鶴ということは、大陸からの引き揚げということになりますが、軍属だったのかあるいは民間人だったのか。いずれにしても敗戦時の引き揚げにはご苦労があったと思います。年齢によっては残留孤児になった可能性もあるでしょう。お祖父さんはいつまでも雪降る舞鶴の光景が脳裏に刻まれていらっしゃり、そしてこのことを孫の作者に語られる。戦争の体験談を継承すべき我々も耳を傾けたいです。
村田馨


思い出が捨てられずいる鶴橋駅降りたところに本屋があって

天野うずめ 家

5 5

WPPもーたろ森下裕隆文佳

鶴橋を詠った歌が三首あった。他の二首はコリアンタウンとしての描写。本作は作者にだけ残る思い出をひっそり秘めた歌。なんの思い出だろうかと詮索したくなる。連作の冒頭として読んでも面白そうだ。
村田馨

別れと出会いがある駅の思い出は格別ですね。本屋で待ち合わせしたのでしょうか。鶴橋という土地柄、待ってる間お腹が鳴ったことでしょう。
もーたろ

高坂書店のことでしょうか。小さな書店ですが古くて風情がありますよね。JR改札に直結していることで有名なブックオフもありますが、捨てられない思い出の場所としては、やはり高坂書店と読みたいです。
森下裕隆

本屋に思い出があるのでしょうか。ちなみに鶴橋を降りたところの本屋といえばBOOKOFFを思い浮かべます。
泳二

この歌に出てくる本屋は森下さんがおっしゃるとおり、高坂書店のことです。
天野うずめ


駅前にジャンボ鶴田が来ると聞き少し飛んでるぐらい走った

泳二

4 3+1 星

梶原一人こわくないもりじゅんぴろう

ジャンボ鶴田がジャイアント馬場とともに(あるいは後継者として)活躍していた時代。いろんな意味で夢を抱えた少年があちこちにいた。twitterもLINEもなかった時代。生の「鶴田」に会いたかった作者の気持ちが「少し飛んでる」という表現に託されている。
村田馨

これは飛ぶ!
須磨蛍


片思ひしてゐるやうに折り鶴のオスの折り方しか知らないで

桔梗

4 3+1

さかさnonたん

折り鶴に雄雌があるとは知らなかった。
村田馨

折り鶴にオスメスってあるんですか。主語が主体自身なのか他の誰かなのかはっきりしなかったのと、結句の言い差しの効果は少し疑問でした。あと「オス」は片仮名が良かったのでしょうか。
泳二


機織りの説明がやや難しく鶴と知らずに息子は寝つき

祐鈴

4 3+1 星

久保 直輝深影コトハ須磨蛍

とても好きなお歌です。鶴の恩返しのクライマックスを待たすに寝てしまったのですね。「機織り」って言葉だけではなかなか理解力されないでしょう。さらに機を織る音のリズムが心地よい眠りに誘う。。と書いているこちらもあくびが出てしまいそうです。とても情景豊かで暖かくなれました。
須磨蛍

そうでしょうね。まずは機織りからですもんね。
村田馨

鶴の恩返しのお話をして寝かしつけていたら「機織りってなに?」と聞かれたんですね。確かにむつかしい。一生懸命説明してる親を横目に寝てしまう子どもがかわいいです。
泳二


まだ千羽折れてないからもう少し病んでていいよ クラス一同

橙田千尋

3 3

祐鈴大橋春人小川けいと

子供の残酷さと無邪気さの両方を感じることができて、上手いなあと思います。
ミオナマジコ

この本末転倒が学校らしいですね。
祐鈴

本来回復祈願のための千羽鶴がこんなに悪意に満ちたものになるとは。
大橋春人


左手にもうすぐ見える白鶴のネオンサインはおかえりだろう

東風めかり

3 2+1

守宮やもり桔梗

昔、神戸の実家に帰るとき、高速道路から見える「こてっちゃん」の看板に不思議と郷愁を感じた(白鶴も灘ですね)。自分に関係がない商品だったとしても、あのレトロなネオンサインの雰囲気には独特なチカラがあるように思える。最後の「だろう」は少しモヤモヤする。
梶原一人

「白鶴」。左党にはたまらないだろう。「おかえりだろう」はどう捉えるか。「お帰りなさい」とささやいているのだろうか。
村田馨


祈りとはきれいな欲望 折り鶴を正しく折れたことがまだない

3 2+1

きい

上の句が良いです。そして、それを受けた下の句へのすっと納まる跳躍もとても好きです。
須磨蛍

欲望にきれい、きたないがあるというのは真実だろう。
村田馨


一声ですべてを統べる覇者としてタンチョウヅルは雪原に立つ

須磨蛍

2 1+1 星

木蓮

「一声ですべてを統べる」はいいですね。それにかぶせて「覇者」はちょっと言い過ぎだったように思います。
泳二

覇者ということばが凛として屹立する。
村田馨


求愛をとんとせぬ間にされぬ間に千円札にもう鶴は無し

中牧正太

2 1+1

泳二

夏目漱石の千円札はいつごろまであったのだろう。私の世代は千円札というと伊藤博文(もっと上の世代は聖徳太子でしょうね)で、夏目漱石は短命で消えたイメージがあるのだけれど。上句が面白い。
村田馨

鶴の求愛をモチーフにした歌が多くて驚きました。その中でもこの歌は軽妙でもの悲しさがにじみ出ていてよかったです。千円札の鶴という着想も上手く合っています。
泳二


タンチョウの踊りを見れば私にももっと言いたいことがあるのに

ナタカ

2 1+1


此処よりは露西亞の土地と宣す線 鶴は軽々飛び越えにけり

梶原一人

2 1+1 星

だゆう

漢字表記の露西亞が目を引く。見えない国境を鳥が飛び越えるという発想は散見される。
村田馨


折り鶴を窓辺に置いてあのひとは曇った空をじっと見ていた

文佳

2 1+1

美味しいこんにゃく

何か伝えたいことがあったのだろう。読者にはその内容はわからないが。
村田馨


鶴だって愛を求めて踊るのに私は何も示せないまま

可奈美

2 1+1


鶴という名前をつけて放したら恩を返しにくるのか羽虫

静ジャック

2 1+1 星


真剣な顔で折り鶴折っている我が子もいつか飛び立つだろう

ひー

1 1

ただよう

鶴を折るお子さんを暖かく見守る親御さんの眼差しが素敵です。
ミオナマジコ

巣立ちは案外早いものらしいです。
村田馨

奇を衒わない素直な歌で好感を持ちました。子供の姿が目に浮かびます。
泳二

ミオナマジコさん、村田馨さん、泳二さん、評をありがとうございます。
ひー


鶴のよに首伸ばしつつ我を待つ学童保育の吾子のゆふぐれ

木蓮

1 0+1 星 おとの日

「よに」は「ように」とした方がいい。字余りになっても。
村田馨

学童保育で親の迎えを首を長くして待つ子供というモチーフはとても良かったと思います。「我を」待つ「吾子」とわれの表記が一致していないのはどうでしょう。また主体自身を待っている子供を「鶴のよに」と描写する視点にも少し不自然さがあったように思います。
泳二

音符ありがとうございます。
村田馨さん、泳二さん選評ありがとうございました。

木蓮


あとひとり待つ鶴橋の改札にぐいぐいと寄る焼肉の匂い

きい

1 0+1 おとの日

鶴橋にはパワーがみなぎる。まさに、ぐいぐいと。
村田馨

「あとひとり待つ」と詠んでいますから、飲み会か何かの約束をしているのでしょうか。鶴橋は終戦後に焼肉店街として発展してきたコリアン・タウンです。他の物を扱う店もありますが、今は置きます。焼肉の匂いは腹にこたえますね。特に空腹だったら。おそらくは焼肉を食べながら話に花を咲かせるつもりなのでしょう。下句がいい。さあ、残る1人はいつ来るか。
雨宮 司

長いこと鶴橋には行っていませんが、記憶は視覚よりも嗅覚にあります。独特な街ですね。飲み会で集まるべき人がまだ一人来ない。おなかがすいているところに押し寄せてくる焼き肉の匂い。五感に訴えるとてもいい歌だと思います。
静ジャック


あの日みた丹頂鶴を思い出す航空障害灯の瞬き

小川けいと

1 0+1


鶴だった女房はいつか変身し俺の隣にタヌキ女房

守宮やもり

1 0+1

タヌキ女房はひどいけどある意味愛情もあふれています。「いつか変身し」はやや冗長な気がします。川柳あたりでシャープに詠むべき内容だったかも。
泳二

ふふふ。人は変身するものである。
村田馨


ひと世代飛ばしてとどく荷物から水引の鶴かがやき出でり

松岡拓司

1 1

文屋亮

ひと世代飛ばしてとどく荷物。祖父母から孫へ(あるいはその逆)ということになると、水引がどう絡んでくるのだろうか。そんなに格式ばった贈り物なのか。
村田馨


鶴たちは小さな祈りを羽にのせ飛行機よりも遠くへゆける

翠歌

1 0+1

作意とは異なるだろうが、飛行機と鶴という言葉がならぶと私は日本航空を思い出す。御巣鷹山があったり、会社が潰れかけたりといろいろ苦労があったが、いまや復活し再び多くの乗客を空の旅路に誘っている。鶴のマークは信頼のマークでもあって欲しい。
村田馨


焼肉の匂いただよう鶴橋はさしずめ大阪の勝手口

森下裕隆

1 0+1 星

大阪の勝手口がいい。表玄関ではないけれど、絶対に必要な入口。
村田馨


あかねさす鶴見中継所に向けてランナーたちの襷は濡れる

大橋春人 家

1 0+1 星

あかねさす。朝日ということなら往路の鶴見ということになるのだが、物語としては岐路の鶴見の方が盛り上がるだろう。襷が濡れるのはなぜ。単純に汗でいいのか。昨今の箱根駅伝は過剰に喧伝されていて、具材としてよく見られる。
村田馨


ホッパー車が連なったまま放置さる鶴見線扇町駅にて

村田馨

1 0+1 星

放置されたホッパー車(ホッパ車)に対してどのような感情を抱いたのか、もうひと工夫欲しいと感じる。二句目も文語の方がいいかな。
梶原一人


趣味の良き曽祖父なりと聞きしのみ青磁の鶴首我が家に伝はる

文屋亮

1 0+1

これは値打ちのある一品では。
村田馨


ヒマラヤを越えて命を繋ぎゆく アネハヅルその小さき翼

WPP

1 0+1

ヒマラヤを越えて飛んでいく驚き、そしてその翼の小さいことへの驚き、そうした感動が伝わってきました。一字空けはいらなかったんじゃないかなと思います。
きつね


結局は残ってしまう黄土いろ何度折っても鶴は紙切れ

七緒

1 0+1


鶴翼の陣にて迎えうつはずが塩の恩義が邪魔をするなり

たかだ牛道

1 0+1


求愛のダンスで交わす息白く大湿原に丹頂鶴あり

雄大な光景。美しい。
村田馨

鶴の息って白いんだろうかと思って画像検索しました。ほんとに白いんですね!「交わす息」がとても良くその様子を表していると思いました。ストレートな下句はもう少しひねりが欲しいように思いましたが、上句の情景をひきたてるのにはこれでちょうど良かったのかも。
泳二


折り方を覚えられないことだけと いつか未練を答えるときは

さかさ

1 0+1 葉 はじめて


ただ千羽鶴折り外に出ず誰も助けてくれない幼い私


鶴殺し御禁制だと言われても先に言えよと言い返せない

だゆう

1 0+1

どんまい!

越えられぬ壁として君の庭に咲くクランベリーの白と赤の花

桜望子

1 0+1

どんまい!

鶴の題でクランベリーはひねりすぎのように思いました。(ググって初めてわかった)
泳二


雪の中鶴は一羽で飛んでいく空の極みに幸せあると

心伝

0 0


昨日 2017年01月23日(月) 明日

出詠した人選歌した人

木蓮 祐鈴 小川けいと 須磨蛍 静ジャック もーたろ 梶原一人 守宮やもり さかさ 村田馨 可奈美 WPP 天野うずめ家 大橋春人家 雨宮 司 桜望子 中牧正太 ナタカ 松岡拓司 泳二 心伝 森下裕隆 文屋亮 橙田千尋 深影コトハ きつね きい 桔梗 七緒 たかだ牛道 ひー 美味しいこんにゃく家 翠歌 だゆう 東風めかり 文佳

木蓮 ミオナマジコ たかだ牛道 守宮やもり WPP 久保 直輝家 祐鈴 衣未(みみ) 七緒 月花 深影コトハ 大橋春人家 文屋亮 須磨蛍 東風めかり 民生 ナタカ 美味しいこんにゃく家 きつね 雨宮 司 さかさ 梶原一人家 翠歌 こわくないもり家 可奈美 もーたろ nonたん ただよう じゅんぴろう 村田馨 桔梗 きい ぽつり 桜望子 静ジャック 中牧正太 小川けいと 森下裕隆 泳二 文佳 だゆう

37 人

44 人



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