『 クラゲ 』

広すぎるベッドをするり抜け出せばクラゲの化石の形にへこむ


「広すぎるベッド」は、以前は二人で使っていて、一人で使うには広すぎるのかなと読みました。「化石」という言葉に、昔の思い出のようなものが風化したイメージと重なりました。「クラゲの化石」と言う言葉のアイテムもいいなと思いました。
大西ひとみさん

エディアカラ動物群という、原始の軟体動物の化石がたくさん残っていることで有名な遺跡がありますが、たしかにクラゲの化石はベットに残る人の痕跡みたいだなあと思いました。軟体動物だから化石は残りにくいはずなんですけれど、そこに自分が生きていた痕跡をクラゲの化石と評したところに趣を感じました。
シュンイチさん

「広すぎるベッド」はもともとは二人で使っていたベッドで、いまは一人で使っているのでしょう(その夜だけのことなのか、それとも継続的なものなのかはわかりませんが)。抜け出したのは主体だと思うので、本来は自分がそこに眠っていたときのかたちにへこんでいるのだと思うのですが、それを「クラゲの化石」と喩えるのは多分に主体自身の気持ちが反映されているように思いました。

桔梗さん

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