『 クラゲ 』

目に二匹クラゲがいるし見ていいよ水族館としての私を


目を水槽に見立てて「見つめ合いたい」相手への誘い。と読みましたが、いまひとつ読みへの自信がありません。二匹のクラゲは両目に一匹ずつなのかなあ。
久哲さん

目に二匹クラゲがいる、という描写から、主体と相手が水族館的な場所におり、クラゲを見ている相手を見ている主体、が描かれます。まずこの景にさびしさがある。というのも、相手は主体を見ていないからです。それでも相手を見ている主体。そこから「見ていいよ」とくるので、クラゲを見てていいのか主体をみてもいいんだよとくるのか、後者できたわけですが「水族館としての」が大変秀逸です。クラゲに夢中な相手を振り向かせるのではなく、クラゲごと空間ごと主体は飲み込もうとしている。それは二人でいる空間への親愛だと思うのです。
御殿山みなみさん

目にいるクラゲは「私」がはめているコンタクトレンズ(ソフト)のことを差しているのかなと読みました。
クラゲが二匹いるだけで水族館だと言い張るのはちょっと強引かなと思いますが、それが「私」という主体のキャラクタでもあるのでしょう。

桔梗さん

上の句をうまく読むことが出来ませんでしたが、下の句の雰囲気が良いなと思いました。直接自分を見て欲しいというのではなく、「水族館」として見られても良いという主体が可愛く、健気です。
ただようさん

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