『 雌雄 』

きみのこと雄と見れないわたくしの雌はゆっくり仮眠している


仮眠という表現に無限に広がる可能性を感じました。わたしの雌はいつかゆっくり目を覚ましきみを雄として見始めるといいなと願いたくなります。
幸香さん

3句からの流れが特にいいと思いました。仮眠しているということは、眠りきっていない。なにかのきっかけで目覚めるかもしれないことを含ませていて、雄にきみが見えた瞬間にきっと目覚めてしまうのではないでしょうか。
知己凛さん

圧倒的に胸に迫ってきました。立場が逆だったとしても十分に通じる歌であると思います。相手を雄として見ることは、直観の要素も大きいと思います。相手のことをこれからも決して雄としては見ないであろう、ある種の冷たさも感じる歌でした。
あひるだんさーさん

「きみ」との間にまだ距離がある。けれど、「雄」と「雌」の表現から男女の意識はあるのでしょう。しかも「仮眠」だからいつか目覚める可能性は充分にある。「わたくしの雌」という本能的な表現にどきりとさせられる歌でした。
倖さん

このお二人の関係は…と考えてしまいました。「君」のことを雄と見る女性が現れたら、などこの二人に起こるこれからを想像してしまいます。それとも、以前は雄に見えていたのでしょうか。人間関係に思いを巡らせております。
遠木音さん

仮眠という表現がうまいなと思いました。いつでも目覚めることができる仮眠を使うことで距離感が表現されているなと感じました。
淡海わこさん

主体の中の女、メスはいつか目覚めるのだと思います。「ゆっくり仮眠」する、という言葉に惹かれました。お二人の関係は、あまり激しくはなく、静かに築かれていくのではないかな。と。愛情を感じる歌だと感じました。
えだまめさん

いまのところは「きみ」は恋愛対象にはならないということでしょうか。もしかしたらそのうちに変わるかもしれない…という意味合いを含んで「仮眠」なのかなというところと、「わたくしの雌」に対して意識的なところがおもしろいと思いました。ただ、個人的に「ゆっくり」と「仮眠」がちょっと噛み合ってないような感じなので(「仮眠」だと一時的なニュアンスなので)、そこが気になりました。

桔梗さん

Name
Text
 誰でもいつでも選評を送れます。

好きな人

せしん 知己凛 幸香 ルナク WPP あひるだんさー 加治小雨 遠木音 木蓮 ひの夕雅 淡海わこ 中牧正太 萩野聡 民生 桔梗 といじま CIPHER

35代目 うたの人 総選挙

うたの日