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許しあうたびに僕らは老いてゆく また葉桜の道を歩こう


私も大人になるとか成長するというのではなく「老いてゆく」がしっくりとくる歳になって少しかなしい。葉桜の道を歩くというのが、花の盛りではなくなったけれど君と歩いていくよと言っているように思えて好きです。
寿々多実果さん

歌野晶午の小説にもありましたねー。老いと葉桜をかけている作品。
でも、葉桜って若い盛りじゃないかな、て気がしてます。
井筒ふみさん

許すことってある意味では許さないことよりもつらいことなのだと、この上の句で改めて気づきました。そうやってお互い辛いことを重ねて、乗り越えて、そうしながら穏やかに生きてゆくのだという。その穏やかさが葉桜の絵とよく合うと思います。さりげない詠み方のなかにも、しっかりと伝えたいことが存在し強い歌だと感じました。

天田銀河さん

夫婦の歌、と読みました。盛を過ぎた桜に葉桜の穏やかな日々の美しさを感じさせて、下句の呼びかけが素敵だなと思いました。

けらさん

老いるということは許しあうということなのですね。優しくも芯のある歌に、自分の不甲斐なさを思い知らされるようです。
WPPさん

若さとは自己を主張してゆくことであり、年を重ねてゆくことで相手への理解を深めてゆく=許しあうということなのでしょう。
下の句は小向大也さんの「来年も、なんて言わずに手をとって歩いてゆけば葉桜の下」をちょっと思い出しました。

桔梗さん

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