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ぐみの木の許すかぎりの実を取ってあしたあなたに会いにいきたい


たくさんとれたよ!って言ってあなたを驚かせたいのかな。それともただの口実なのかも。「許すかぎりの」はぐみの実のことなんだけれど、下句を読むと主体の心の一生懸命さの表れに思えてきて、一途でけなげな感じにときめきました。
WPPさん

木の実をとって会いにいくという、どこか動物的でシンプルな愛情を、素直な言葉と軽やかな韻律で詠んでいて、好きです。突き詰めれば愛とはその人を生きさせることなのかもしれませんね。
中牧正太さん

この場合の「許す」は木の持ち主というよりは、木自体が「許す」かぎりでしょうか。ぐみの甘酸っぱさも相俟って、さわやかな青春の雰囲気のただよう歌だと思います。なぜ今すぐにではなく「あした」なのかという感じはしますが、A音を使いたいという韻律的な理由からでしょうか。
桔梗さん

かわいくていいですねー。ちょっとうろ覚えなんですが、ロシアかどこかの民謡で『グミの木』みたいなタイトルの女性の心情をうたった歌があったような記憶があって、それを思い出しました。ぐみの木という具体が一首のイメージをあざやかにしていると感じます。頭韻の取り方もおしゃれですね。
宮本背水さん

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