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ゆるされてゐた日々だつた野良猫に由緒ただしい名前をつけて


凛と整った歌でまず惹かれました。野良猫でさえ気品ある名前を付けてしまうような子供時代。厳格ながらも愛情をたっぷり受けて育ったのでしょうね。社会に出てままならない日々を過ごしている作者が改めて許されていたことに気付いたのだと思いました。
いっくんママさん

野良猫(野良飼い)、減りましたよね。今は事故や病気にあわないように、また近所で悪さをしないようにと家の中で飼う人が多いしそれは望ましい飼い方ではあるのですが、かつては猫が縄張りを徘徊しあっちの家こっちの家と渡り歩いてはその場その場で違う名前で呼ばれたりもし、地域全体で可愛がって(時には怒って)いたように記憶しています。詠者もその頃を懐かしく思っているのだろうと共感を覚えました。
WPPさん

すごく韻律がきれいな歌ですよね。また語順の効果がでている歌だと思います。倒置として「野良猫に由緒ただしい名前をつけることをゆるされてゐた日々」と読むこともできるんですけど、たぶん、「ゆるされてゐた」のはそれではないのだろうな、という読みの拡がりがあって、読んでいてここちのよい歌でした。
宮本背水さん

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