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もう許すことにしており泣きべその君の後ろに虹が見えてて


君は恋人でしょうか。子どもでしょうか。優しくてせつなくてかわいい歌だなと思いました。「おり」だけが浮いているように思えてしまったので特選にはしませんでした。
寿々多実果さん

虹って視界に飛び込んでくるような印象があります。唐突感といいますか。主体の許しもそんな風に、ふいにすとんと胸に落ちて広がったんだと思いました。何かを許すときそこにはどんな形であれ愛があって、その瞬間を虹になぞらえた素敵な歌です。
WPPさん

自分が泣きべそにさせてしまった君をもう許してあげたかったのでしょうか。きっかけは猫でも夕日でもなくて虹が一番素敵ですね。
可奈美さん

素敵な上句。そこから理由に展開していくかたちもいいなと思いました。ただ、見えていたのが虹だったのが少し残念な気がして、もっと何でもないものに許しの根拠を見つけてくれたらより良かったのにな、と思いました。
中牧正太さん

主体が君を泣かしたようなのに、悪いのは君(許す立場は主体)、というのがどういう状況なのかよくわからないのですが、たとえば何かやってはいけないことをしたちいさな子を叱ったようなシチュエーションなのでしょうか。
「おり」という文語と、「見えてて」というい抜き言葉がちょっとしっくりこない感じがしました。

桔梗さん

これはたぶん『泣く=雨』『泣きやむ=虹』という隠喩的なイメージをもちいた因果関係の逆転を楽しむ歌なのかな、と感じました。っていう言い方をすると小難しくなっちゃいますけど、「あー、あっちのほうで晴れてるじゃん。じゃー、こっちも泣きやんでもらわなくちゃ」みたいな。その「結びつかない」ところが楽しい歌なのかな、と思います。『虹』のきれいなイメージも、ややおおげさなきらいはありますが、シーンとして映えてますね。
宮本背水さん

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