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許せないことがあるたび飴を噛む奥歯に熱をほとばしらせて


「熱をほとばしらせて」が印象的です。飴を噛んだからといって奥歯が熱くなるとは通常考えられないのですが、それが主体の許せない気持ちのやり場のなさを上手く表していると思いました。私自身は怒りがあまり持続しないのでやや共感しかねたのですが、怒りや許せないと思うことってもの凄くエネルギーが要るし吐き出すことが出来ないのは辛いだろうなと思いました。
WPPさん

「許せないこと」に対する対応は、その事柄によっていろいろなのだと思うのですが、奥歯で物を噛むという行為から察するに、今回の場合は「許せないこと」だけれど、それを外に出すこともまた難しいような事柄(守秘義務等で自分の中に留めておかなくてはならないような)なのかなと思いました。
それで解消できていればよいけれど、歯には悪そうなのでほどほどに…(←余計なお世話)。
桔梗さん

下句の「奥歯に熱をほとばしらせて」がとても良いですね。許せないことがあって、でもそれを他人にぶつけるのではなく、飴を噛む。怒りが自分のうちへうちへとかえって行く様が、その動作によって劇的に表現されており、面白いです。噛むという動作にどこか自傷的な感覚と、高い共感性があるところにも惹かれます。
七緒さん

この歌にも共感しました。
気持ちの行き場がない時に歯や唇を強く噛み締めてしまうのは、多くの人が経験していると思います。
平常心の時にはよくよく力を入れないと出ないような強さが、そういう精神状態の時は出てしまいがちですよね。そんな力で飴をガリガリバキバキと砕く音が聞こえてくるようでした。
葵の助さん

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