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手のひらに伝う温もりに存在を許されている花冷えの夜


二句八音。「つたうぬくもりに」で滞る。これが、もったいないと思います。いい情景なのに惜しい。
久哲さん

綺麗です。
衣未(みみ)さん

そのまま読めば春の寒い日に手を繋いでいる歌ということになると思うですが、なんとなく和歌的な隠喩を使った性行為までもさす歌にも取れますね。深読みであることを承知でいえば、「花冷えの夜」というのは、たとえば不倫のような不貞の恋をさす言葉にも思えます。
こうした読みは、もしかしたらあまり褒められた読解ではないのかもしれませんが、そういう捉え方をするのはどうなのだろうか、という考えも込めて。
宮本背水さん

「伝う温もり」が主体が誰かと手をつないでいるところなのか、もっと深い行為なのか、猫なのか、あるいは缶コーヒーなのか(笑)、どの程度のどんな温もりなのかによってだいぶいろんな意味に取れる歌だと思いました。その分、景が淡い印象かもしれません。
桔梗さん

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