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成し遂げてないことばかり走馬灯 蛍の光はうまくうたえない


走馬灯、ということは死の直前なのでしょうか。蛍の光はお別れの時によく歌われるうたですよね。悔いばかり残っている最期というのは悲しいものですね。最後の8音が少し気になりますが、いいうただと思います。
うた猫さん

走馬灯から死を連想したので、はじめは死の間際の話かと思ったのですが、これは卒業式の合唱の真っ最中で「あれもできなかった、これもできなかった。やり直したい。こんなんで卒業していいのだろうか」とぐるぐる考えていて、うまく歌えなくなっちゃったのだと思いました。
でも死の間際の読み方でもおもしろく読めます。特に上の句、もう少し整理できるかなとも思いました。
きつねさん

「成し遂げてないことばかり」という事なので、主体としてはその学校で何か成し遂げようという大望を抱いていたのに、それが果たせないまま卒業するのでしょうか。小中学校生ではちょっとそんな風には思わないように思うので、少なくとも高校生くらいの卒業式(大学で「蛍の光」って歌わなそうですが)のような印象です。「走馬灯」は、死の直前の走馬灯のようにそれまでのいろんな記憶が駆け巡るという風に使われる言葉であって、成し遂げたことが浮かぶのならまだしも、成し遂げていないことがどうやって巡るのかはちょっと謎なのですが、脳裏から離れない的な意味に取りました。また、「走馬灯」は常套句なので、なにか別の言葉で表現された方がよかったかなと思います。
桔梗さん

卒業式に色んなことを回想している場面ですね。でもどこか、何かがちぐはぐな感じを受けます。他評での指摘の通り、走馬灯が良くないのかも。それはそれとして、卒業に際して後悔ばかりが胸を占めている主体は真面目な人と思います。何も成し遂げずにいて後悔すらしなかった当時の自分が恥ずかしい。しかし中高生にはそういう“怖いもの知らず”的な部分少なからずあるんじゃないかなぁ。と思うと、歳相応の青さみたいなものが薄いのだろう主体が「蛍の光」をうまく歌えないのも道理だよなぁ、と思いました。
WPPさん

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