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うそじゃない嘘をみんなで分けあった 卒業してもずっとともだち


うそじゃない嘘というのが読み取りきれませんでした。深刻な嘘ではない、遊びの嘘ということでしょうか。下の句にひとひねり欲しいなと思いました。
さはらやさん

口にする誰もが、約束が守られはしないだろうことをうっすらと感じている、卒業式の1シーン。あの儚さを思い出して一緒に泣き笑いしそうになりました。泣き笑いの意味は彼女たちとはもう違うのだけれど。
WPPさん

とてもミステリアスなお歌だなと思いました。ちょっと湊かなえさんの小説のような世界観といいますか、この同級生たちは何かの嘘をついたまま罪を共有して卒業していくのですね。卒業してもずっとともだちというところ、背筋がゾッとします。
ミオナマジコさん

下の句が「うそじゃない嘘」なのだと思いました。そうはならないこともわかっているけど、願望も込めて今は本心でそう言っていることを「うそじゃない嘘」と表現したのだと思います。
でもたしかに三つめの評のような読み方もできて、「分けあった」が特にそういうイメージにさせるのかな?とも思います。
きつねさん

中高の女子生徒のグループを思い浮かべました。自我が芽生える時期でちょっとした嘘をついたりつかれたり難しい多感な時期をともに過ごした濃さがよく表わされているなと思いました。読み手の頭のなかに物語が広がる歌だと思いました。
小川けいとさん

私も嘘は下句を指しているのだと思います。
斉藤由貴の『卒業』という歌に「卒業しても友達ね/それは嘘ではないけれど/でも過ぎる季節に流されて/逢えないことも知っている」という歌詞がありますが、まさにその世界観ではないでしょうか。
嘘のつもりはないけれど、遊びに行く計画などは立てていないのでは。
「うそ」の表記の使い分けにどのような意図があったのか気になります。
倉橋千帆さん

「みんな」はどの程度の範囲の人間を指しているのかわかりませんが、学生時代に仲のよかった友達のことでしょうか。
「うそじゃない嘘」=「卒業してもずっとともだち」という事柄で、卒業の時点ではその言葉を嘘にするつもりではないけれど、かといってそれが本当にずっと続くということも頭のどこかで信じていないようなニュアンスなのかなと読みました。
桔梗さん

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